自動運転の公道走行に特例---基準不適合内容を車検証に記載、特区で走行可能に

コンチネンタルの自動運転EV(参考画像)
コンチネンタルの自動運転EV(参考画像)全 2 枚

国土交通省は、国家戦略特別区域(特区)で自動運転車の実証実験が安全、円滑に実施できるように、道路運送車両法施行規則などを改正すると発表した。

国家戦略特別区域法の一部を改正する法律が改正され、道路運送車両法に関する特例が設けられた。特区では、公道を走行するのに必要な保安上や公害防止などの技術基準に適合していなくても、安全を確保する代替措置などを実施することで走行できる。

道路運送車両法施行規則の改正では、自動運転車が適合していない装置基準などの内容を自動車検査証の記載事項とすることや、地方運輸局長が自動運転車の使用者に対し自動車検査証の提示を求めることができることとする。一部の装置基準への適合を不要とする措置は、自動車検査証にそのことを記載することを義務付ける。

パブリックコメントを実施した上で2020年9月1日に施工する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 劇的に流麗! アウディ『Q3スポーツバック』新型に備えよ
  2. 元世界王者レイニー、34年ぶりのラグナセカを特別なヤマハ『XSR900 GP』で駆け抜ける
  3. ポルシェデザインのタワマンは最高72億5000万円、アジア初バンコクの物件が日本発売へ
  4. ルノー、新型SUV『ボレアル』発表…世界70か国以上に投入へ
  5. プロが教える“失敗しない”キャリパー選びと注意点~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
ランキングをもっと見る