日産 アリア、新世代電動4WD「e-4ORCE」搭載 7月15日発表予定[動画]

日産アリア市販モデルのティザーイメージ
日産アリア市販モデルのティザーイメージ全 6 枚

日産自動車は7月12日、7月15日にワールドプレミアする予定の新型EVクロスオーバー車、『アリア』(Nissan Ariya)の新たなティザー映像を公開した。

今回のティザー映像では、車体のリアに「e-4ORCE」のエンブレムが確認できる。e-4ORCEは、日産の新世代の電動4WDシステムだ。e-4ORCEの「e」は、100%電気自動車の電動駆動に由来している。また、「4ORCE(フォース)」は、物理的なパワーとエネルギーに4輪駆動の「4」を掛け合わせた造語だ。

e-4ORCEは、日産『GT-R』の「ATTESA E-TS」電子制御トルクスプリット4輪駆動システムや、日産の海外向け大型SUV『パトロール』の「インテリジェント4x4」システムの開発ノウハウを通じて生み出された。e-4ORCEは、電気自動車のスムーズで安定した出力とブレーキ性能の実現を目的に開発された。

e-4ORCEの特長のひとつが、車体の振動を最小限に抑えた快適な乗り心地にある。フロントモーターに加えて、リアモーターの回生ブレーキも併せて活用することにより、渋滞時でも揺れを少なくした。凹凸のある路面や加速時には、モーターを最適にコントロールすることで車体姿勢の変化を抑え、快適なドライビングを実現するという。

さらに、モーターの駆動力やブレーキをきめ細かくコントロールすることで、高いライントレース性能を追求し、滑りやすい道でも、ドライビングをいっそう楽しむことができるようにした。e-4ORCEは瞬時にトルクを4輪に伝え、多くのプレミアムスポーツカーに匹敵する安定したパワーとハンドリングを実現する、としている。

《森脇稔》

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