東名高速・舘山寺スマートIC開設効果…観光地の交差点の渋滞長が7割短縮

舘山寺スマートインターチェンジの概要
舘山寺スマートインターチェンジの概要全 1 枚

浜松市と中日本高速道路(NEXCO中日本)は、2019年3月17日に新設した東名高速道路・舘山寺スマートインターチェンジ(スマートIC)の開通後1年間の利用交通量と整備効果についてまとめたと発表した。

利用状況は、舘山寺スマートICと隣接する三ケ日IC、浜松西IC全体の1日平均利用台数は700台増加した。舘山寺スマートICは2000台/日の利用があり、累計約58万台が利用した。休日は平日平均の約1.7倍の利用があり、東京方面の利用が約4割、名古屋方面の利用が約6割となっている。

東名高速道路へのアクセス向上による効果ではマイカー観光客の交通分散による混雑緩和の効果が見られた。東名高速道路から舘山寺地域へのアクセスが向上し、浜松西ICを利用するルートに比べ、東京方面からは約7分、名古屋方面からは約13分短縮できる。舘山寺地域へのマイカー観光客の交通が集中する和地向交差点で渋滞長が約7割短くなった。

観光客の増加では、舘山寺温泉の宿泊施設で宿泊者数が1カ月当り約400人増えた。舘山寺温泉周辺の観光施設では入園者数が1カ月当り約1800人増加した。

また、物流事業者から輸送ルートの選択肢増加によって移動時間短縮や、ドライバーの負担軽減に効果があるとの声があったという。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 大阪府警の白バイ、2025年度も「隼オイル」継続採用…過酷な環境でも安定した性能
  2. 「これかっこよすぎる!」「かなり価格を抑えてる」日本発売のプジョー新型『3008』がSNSで話題
  3. 【トヨタ クラウンエステート 新型試乗】走りそのものに違いを見出すのは難しいが…中村孝仁
  4. 日産、追浜工場に関する報道を否定…「グローバル生産拠点統合は検討段階」
  5. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る