日産 マーチ、衝突被害軽減ブレーキなど先進安全技術を全車標準装備

日産 マーチ
日産 マーチ全 19 枚

日産自動車はコンパクトカー『マーチ』を一部仕様向上、先進安全技術を全車標準装備として、7月16日より販売を開始した。

マーチは、1982年に初代モデルを発売して以来、38年の長きにわたり、多くのユーザーから支持を得ている。4代目となる現行モデルは、特徴的な丸いヘッドランプなど、歴代マーチのDNAである「フレンドリー」を継承したエクステリアや、ゆるやかな曲線が作りだすユニークな装いのインテリア、カラフルで多彩な11色のボディカラーなどが好評を得ている。

今回の一部仕様向上では、前方の状況を監視し、車両や歩行者との衝突回避・衝突による被害軽減を支援する「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」や前進時には壁などの構造物だけでなく歩行者も検知、後退時にも障害物を検知し、アクセルペダルとブレーキペダルの踏み間違いによる前方・後方への急発進を抑制し、衝突回避を支援する「踏み間違い衝突防止アシスト」を全車標準装備とした。さらに、「ハイビームアシスト」や「LDW(車線逸脱警報)」などの先進安全技術も全車標準装備としたことで「セーフティ・サポートカーS<ワイド>(サポカーS<ワイド>)」に該当する。

ボディカラーのラインアップは、オレンジを刷新し、新色の「プレミアムホライズンオレンジ」とした。価格は128万9200円から170万2800円。

また、オーテックジャパンも、マーチ「ボレロ」を一部仕様向上し、同日より発売した。

マーチ ボレロは、「エレガント」をテーマにマーチの内外装をトータルコーディネートしたモデルだ。エクステリアは、メッキ加飾をあしらったメッシュデザインのフロントグリルや、丸みを帯びたデザインの専用フロントバンパーを採用し、エレガントでおしゃれな雰囲気を演出。インテリアは、ボーダー柄のシート生地や、マーブル柄の専用センタークラスターフィニッシャー、さらにシルバーフィニッシャーなどを採用し、洗練された空間としている。

今回の一部仕様向上では、ワインカラーでコーディネートした従来からの「ナチュラルグレーインテリア」に加え、シックで上品な「ブラックインテリア」を新たに設定。またボディカラーは、「チタニウムカーキ」と「ピュアブラック」を追加し、全5色の設定とした。

さらにベース車同様、各種先進安全技術を全車標準装備としたことで、「セーフティ・サポートカーS<ワイド>(サポカーS<ワイド>)」に該当する。

価格は170万5000円。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スイスポ最終モデルの完全進化形! BLITZが手掛けた“走りと快適”の完熟セットアップPR
  2. BMWの電動スクーター『CE 04』、3つの新デザインバリエーション発表
  3. 山陽道・福山SAにガシャポン専門店、中国地方初 7月18日オープン
  4. これが最後のガソリンエンジンか!? BMW『X5 M』が歴代最強の700馬力オーバーに
  5. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る