マツダは7月22日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大に伴う生産調整を7月で終了し、8月から通常の操業体制に復帰すると発表した。
マツダは、3月下旬から新型コロナウイルス感染症拡大に伴う生産調整を実施し、在庫の適正化を進めてきた。世界各地の販売店では、一部の国・地域を除いて概ねすべての店舗で営業活動を再開している。
同社では現況を踏まえるとともに、9月までの先々を見通して判断し、日本、メキシコ、タイの工場で実施してきた新型コロナウイルス感染症拡大に伴う生産調整を7月で終了し、8月から生産調整以前並みの通常の操業体制に復帰する。
日本の全工場では残業および休日出勤も行う計画で、9月以降も通常の操業体制を継続する予定。しかし、新型コロナウイルス感染症拡大の状況や出荷先の自動車需要の動向などを注視するとともに、今後も感染が再び拡大するリスクを視野に入れながら、慎重かつ柔軟に対応していく。