【日産 キックス 新型】e-POWERの走りを20-30代に訴求…発売3週間の受注は9000台に

日産キックス新型
日産キックス新型全 5 枚

日産自動車は7月22日、新型SUV『キックス』のマーケティングおよびデザインの担当者によるオンラインの商品プレゼンテーションを開いた。このなかで、6月30日の発売から3週間が経過した21日までの受注が9000台に達したと明らかにした。

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日産は新型コロナウイルスの影響が生産や販売にも及ぶため、キックスの日本での販売計画はまだ公表していない。ただ、店頭への来場者もまだ十分でないなか、初期受注は順調な出足となっている。キックスは、国内ではシリーズ式のHV(ハイブリッド車)システムである「e-POWER」のみの設定とし、『ノート』、『セレナ』に続く3番目の搭載モデルとした。

グレードは内装が上級仕様のツートーンと単色タイプの2種類だが、9000台の受注のうち、ツートーン内装車の比率は約4割という。また、外装でもオレンジとブラックなど4タイプを設定しているツートーン車が約3割を占め、高価格仕様車の比率が高めとなっている。

プレゼンテーションで、日本マーケティング本部の小木曽宏行・チーフマーケティングマネージャーは、元々2016年に海外から展開が始まったキックスをこのタイミングで日本に導入することについて、「コンパクトSUVの昨年の国内市場は24万台だったが、いまホットで伸びているマーケット」と指摘した。

さらに、これまで日本でも導入し、海外では新型に切り替わった『ジューク』の選択肢もあったものの、「より広い荷室で、多人数も乗ることが多く、一方で(小さめの)全幅なども考慮すると日本のお客様のニーズに対応したのがキックス」と説明した。

市場は20~30代の軽自動車などからの「アップサイダー」と、40代以上のミニバンなどからの「ダウンサイダー」で構成されるという。小木曽氏は「キックスはe-POWERを初搭載したSUVであり、アップサイダーの方々をメインに、先進技術による新たな運転の楽しさを訴えていきたい」と、若年層を主体にアプローチする方針を示した。

日産は今月15日に発表したSUVの新型電気自動車(EV)『アリア』から新しいエンブレム(ブランドロゴ)を採用することにしている。登場はおよそ1年後からとなるが、第2プロダクトデザイン部の入江慎一郎・プログラムデザインダイレクターは「キックスにも、ライフサイクルのなかで新しいロゴを導入していきたい」と、語った。

《池原照雄》

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