ダイムラーが2年連続の赤字、新型コロナが影響 2020年第2四半期決算

ダイムラーの主力車
ダイムラーの主力車全 3 枚

ダイムラー(Daimler)は7月23日、2020年第2四半期(4~6月)の決算(確定値)を発表した。

同社の発表によると、メルセデスベンツなどグループ全体の第2四半期の売上高は、302億ユーロ(約3兆7363億円)。前年同期の427億ユーロに対して、29.3%減と2年ぶりに減少した。

また、第2四半期の最終損益は、19億0600万ユーロ(約2358億円)の赤字。前年同期は12億4200万ユーロの赤字で、2年連続の赤字を計上した。

赤字となった要因は、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染拡大による部分が大きい。2020年3~5月にかけて、工場での生産を一時的に停止した影響を受けた。

ダイムラーとメルセデスベンツの取締役会のオラ・ケレニウス会長は、「前例のない新型コロナウイルスの感染拡大により、厳しい業績となった。現在、販売回復の兆候が見られており、メルセデスベンツの乗用車では、トップエンドモデルと電動車両への需要が強い」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  2. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  3. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  4. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  5. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る