BMWは、今夏から生産するモデルに、グーグル(Google)の「Android Auto」を採用すると発表した。
これまでBMW車には、Apple「Car Play」が採用されていた。今夏から生産するモデルでは、AppleのCar Playに加えて、グーグルのAndroid Autoによるスマートフォンインテグレーションが可能になる。
スマートフォンとの連携は、「BMWライブ・コックピット・プラス」と「BMWライブ・コックピット・プロフェッショナル」で可能になる。Appleのオペレーティング・システム「iOS」がインストールされたiPhoneユーザーに加えて、「アンドロイドOS」のユーザーも、スマートフォンで慣れ親しんだ方法で、車内で数多くのデジタルサービスが利用できるようになる。
このサービスには、デジタル音声アシスタントの「Googleアシスタント」、地図サービスの「Googleマップ」、楽曲ストリーミングサービスの「Spotify」や「Amazon Music」、メッセージングサービスの「WhatsApp」などが含まれる。
BMW 5シリーズ・セダン 改良新型スマートフォンと車両をWi-Fiによってワイヤレスで接続することにより、システムは表示システムや操作システムに直接統合される。ドライバーは、アプリが提供するあらゆる重要な情報を、コントロールディスプレイや、インテリジェントに処理された形で、メーターパネルやオプションのヘッドアップディスプレイに表示することができる、としている。