アウディが赤字計上、新型コロナの影響 2020年上半期決算

アウディのドイツ本社
アウディのドイツ本社全 2 枚

アウディ(Audi)は7月31日、2020年上半期(1~6月)の決算を発表した。

同社の発表によると、ランボルギーニなどを含めたグループ全体の上半期の売上高は、204億7600万ユーロ(約2兆5530億円)。前年同期の287億6100万ユーロに対して、28.8%減と2年連続のマイナスとなった。

また、上半期の最終損益は、7億5000ユーロ(約935億円)の赤字。前年同期の23億ユーロの黒字に対して、赤字に転落している。

赤字を計上した最大の要因は、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染拡大だ。工場の生産休止や、ロックダウンによるディーラーの営業休止などが、上半期の業績に大きな影響を与えた。

アウディの最高財務責任者(CFO)、Arno Antlitz取締役は、「新型コロナウイルスの感染拡大に迅速に対応し、長期的な製品計画を損なうことなく、短期的な支出を最適化した。2020年後半は、堅調な流動性を確保している」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサス『LM』対抗!これがメルセデスベンツ最高級ミニバン、『Vクラス』後継の最終デザインだ
  2. 下請法が「取適法」に…2026年1月施行の改正ポイントは?
  3. 販売わずか3年の希少車種、「角目」のいすゞ『117クーペ』【懐かしのカーカタログ】
  4. 三菱『デリカミニ』がフルモデルチェンジ!「やんちゃ坊主」感アップ、走りも三菱らしく進化
  5. ソニー・ホンダを提訴、米カリフォルニア州ディーラー団体「EV直販は違法」[新聞ウォッチ]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る