Go To トラベルキャンペーン、予約済みはわずか3%…過半数は「旅行に行きたいと思わない」

東京上野、不忍池(7月30日)
東京上野、不忍池(7月30日)全 7 枚

ブランド総合研究所は、約1万人を対象とした「Go To トラベルキャンペーン」に関する意識&ニーズ調査を実施。その結果、キャンペーンを活用して旅行を予約している人は3.0%にとどまるなど、その利用については十分に進んでいないことが明らかになった。

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調査結果によると、「Go To キャンペーンを利用して旅行に行きたいと思っているか」という設問に対し、「すでに予約している」(3.0%)と「具体的に検討している」(4.8%)、「できれば行きたい」(9.9%)の合計は17.7%だった。一方で、「旅行には行くが、GoToキャンペーンは利用しない」が2.9%、「今は旅行に行く気になれないが、感染が収まれば検討したい」は28.7%。半数を超える50.7%が「旅行に行きたいと思わない」と回答するなど、消費者としてはGoToトラベルへの参加の前に、新型コロナウイルス感染症の収束を優先する考えが強いようだ。

旅行の予定がある人の割合は、20代が最も多く9.9%、次いで30代の8.2%、逆に最も少ないのは50代の6.3%だった。「感染が収まれば検討したい」が最も多かったのは60代以上の35.2%で、20代の約1.5倍。「旅行に行きたいとは思わない」との回答は40代が最も多く53.1%だった。

男女別では、旅行の予定がある人の割合は男性が多く、「旅行に行きたいとは思わない」との回答も女性より高くなっている。半面、女性は「感染が収まれば検討する」との意見が多いという結果に。男性は賛否両論に分かる傾向がある一方で、女性は現時点での判断を見送る人が多いという結果になっている。

目的地については、旅行の予定がある人では中部および近畿の人気が高い。一方で、「感染が収まれば検討したい」と答えた人にて最も人気が高かったのは北海道。Go To キャンペーンの対象外となった東京は大幅に低くなっている。なお、回答者の居住地域別に行先の希望を分析してみたところ、北海道在住者が旅行先として希望する場所は北海道が26.6%と最も多く、また関東(東京除く)在住者は18.9%が関東など、いわゆる「域内観光」が多いという結果になった。

具体的な目的地としては「東京ディズニーリゾート」が7.9%でトップ、ユニバーサルスタジオジャパンは3.7%で3位だった。このほか、沖縄の美ら海水族館は5位、伊勢神宮は8位と各地を代表する施設も上位にランクイン。また、都市としては札幌が最も多く2位にランクイン、次いで函館、箱根、富良野、金沢と続いた。都道府県別では1位が北海道、2位は沖縄県、3位は京都府。4位以降は大阪府、静岡県、長野県、神奈川県、石川県、福岡県、そして10位は東京都だった。

また、「宿泊先や観光施設にどのような対策を望むか」という質問では、最も多かったのは「マスクの徹底」で59.8%。次いで「徹底した消毒」が59.0%、「窓や扉の開放、室内換気」が36.2%となった。その一方、透明カーテンや検温などはいずれも2割程度、食事のスタイルや来場者数制限については2割以下だった。マスクと消毒については年代が高いほど要望が多く、60代以上ではいずれも約7割。また、男性がいずれも5割程度に対し、女性は7割弱と高いのが特徴だった。

《纐纈敏也@DAYS》

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