ミシュラン、公道走行可能なサーキットタイヤ「パイロットスポーツ カップ2 コネクト」発売へ

ミシュラン パイロットスポーツ カップ2 コネクト
ミシュラン パイロットスポーツ カップ2 コネクト全 5 枚

日本ミシュランタイヤは、レースからフィードバックされた最新技術を投入した公道走行可能なサーキットタイヤ「ミシュラン パイロットスポーツ カップ2 コネクト」を9月1日より順次発売する。

新製品はミシュランが世界中のレースで培った技術をフィードバックしたサーキットタイヤ「ミシュラン パイロットスポーツ カップ2」の後継モデル。操縦安定性とドライグリップ性能を向上させ、より速いラップタイムの更新とそれを安定して刻むことを目的に開発した。

ミシュラン パイロットスポーツ カップ2 コネクトは、アウトサイドショルダー部に異常摩耗を抑制するコンパウンドを採用。このトラック・ロンジェビティ・テクノロジー 2.0は、サーキット走行時の高耐久性・長寿命を実現している。また、接地面の外側と内側で異なるコンパウンドを使用するバイ・コンパウンド・テクノロジー 2.0を採用。アウトサイドは新配合のコンパウンドが高いグリップ性能を発揮し、特にタイトコーナーで優れたグリップ力を発揮する。インサイドでは新配合のより剛性感のあるコンパウンドによって正確な操縦性とドライビングコントロールに貢献。ウェット時には最適化されたサイプとあわせ、優れたグリップ力を発揮する。

タイヤ内部には、ダイナミック・レスポンス・テクノロジーにより、高強度で耐熱安定性に優れたハイブリッド・アラミド/ナイロンベルトを採用。タイヤと路面との密着度が高まることでドライバーの意思を確実に路面に伝達する。内部構造は、トレッド面の形状に合わせた新形状のウェイビー・サミット・アーキテクチャーを採用。ハンドリング性能の向上とブレーキング時の安定性に貢献する。

外観は上質さが際立つベルベット加工を全周に施した新しいプレミアムタッチデザインを採用。光の移ろい方で現れるチェッカーフラッグパターンはミシュランモータースポーツの輝かしい功績の証であり、スポーツカーの外観をさらに引き立てる。

サイズは17インチから21インチの計23サイズ。価格はオープン。

なお新製品はタイヤ内側にコネクト機能のための送信機を設置するコンテナが装備されているが、国内電波法に適合しないため、通信機を含む専用キットの販売予定はない。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スイスポ最終モデルの完全進化形! BLITZが手掛けた“走りと快適”の完熟セットアップPR
  2. これが最後のガソリンエンジンか!? BMW『X5 M』が歴代最強の700馬力オーバーに
  3. 月額500円、新型ドライブレコーダー付き自動車保険 東京海上日動が2026年1月に発売
  4. 新型ハイパーカー『オーロラ』、外観デザイン確定…1850馬力ハイブリッド搭載
  5. 名車「964型ポルシェ 911」を最新の姿に甦らせる、シンガーが最新レストア作品披露へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る