山手線旧原宿駅は8月下旬から解体…撤去後には旧駅舎の欧風を再現した建物が登場

8月下旬に解体される旧原宿駅舎(2019年11月)。
8月下旬に解体される旧原宿駅舎(2019年11月)。全 3 枚

JR東日本東京支社は8月7日、山手線の旧原宿駅舎を建て替えることを明らかにした。

旧原宿駅舎は大正時代の1924年に建てられた木造2階建ての駅舎で、三角屋根に風見鶏の尖塔が付いた「ハーフティンバー様式」と呼ばれる欧風のデザインを採り入れた、東京都内でも有数の歴史的な建築物だった。

しかし、防火地域である周辺に適していないことを理由に、2020年に予定されていた東京オリンピック・パラリンピック終了後の解体が決定し、3月21日には新駅舎の供用を開始していた。

東京オリンピック・パラリンピックは2021年に延期となったが、解体は8月下旬から始められることになり、撤去後には新駅舎の東隣に旧駅舎のハーフティンバー様式などを可能な限り再現した建物が建てられる。

原宿駅新駅舎に隣接して建てられる旧原宿駅舎を再現した建物のイメージ。原宿駅新駅舎に隣接して建てられる旧原宿駅舎を再現した建物のイメージ。

この建物には防火地域に適した材料が用いられ、JR東日本東京支社では新たな建物を通して「まちの個性を活かしたにぎわい集う拠点づくりを進めます」としている。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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