まもなく見納め“昭和の駅舎”…新潟駅万代口駅舎を今秋、本格撤去

解体工事が始まる前の新潟駅万代口駅舎(2020年4月)。60年以上の間、新潟の顔であり続けた。
解体工事が始まる前の新潟駅万代口駅舎(2020年4月)。60年以上の間、新潟の顔であり続けた。全 3 枚

JR東日本新潟支社と新潟市は8月7日、新潟駅(新潟市中央区)万代口駅舎の本格的撤去を今秋から開始すると発表した。

かつて新潟駅は、現駅よりやや北側にあったが、信越本線や白新線の列車が大きく迂回していたことから、1958年に現駅に移転。同時に白山駅(新潟市中央区)止まりだった越後線の列車が新潟駅まで乗り入れるようになった。万代口駅舎はこの時に誕生し、4階建ての駅舎は戦後によく見られた典型的な国鉄の主要駅といった雰囲気だった。

しかし、駅前の万代広場における交通の円滑化や人が集う空間の確保を図るため、広場の拡張整備事業が2023年度の供用開始を目指して始められることになり、万代口駅舎の第一期解体工事が6月から始められていた。

JR東日本新潟支社では2期目となる今秋からの工事にちなみ、惜別イベントを含む「ありがとう万代口駅舎惜別プロモーション」を9月上旬から10月末日まで予定している。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. いすゞ『ギガ』など大型・中型トラック1万6780台をリコール…シートサスペンション不具合
  2. ケーニグセグ、1625馬力の新型ハイパーカー『サダイアズ・スピア』発表
  3. 「クラシックmini」がレストモッドで蘇る! 限定生産で約1490万円から
  4. なぜ? 日産 リーフ 新型がクロスオーバーSUVに変身した理由
  5. 【マツダ CX-60 MHEV 新型試乗】買い時とグレードのチョイスに迷う存在…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
ランキングをもっと見る