ビッグフラッグがスタンドから見守る…SUPER GT 第2戦は無観客レースでも

スーパーGT第2戦で掲げられるビッグフラッグ
スーパーGT第2戦で掲げられるビッグフラッグ全 26 枚

SUPER GT第2戦『たかのこホテル FUJI GT300km RACE』の予選が8日富士スピードウェイで行われた。モータースポーツファンの有志によって掲出されたビッグフラッグが、無観客のグランドスタンドから熱い戦いを見守った。

未曾有の情勢を生み出しているコロナ禍の影響で、SUPER GTも開幕が大幅に遅れ第1戦が行われたのは既報の通り。第2戦も同様に会場に入れる関係者の人数も制限し、無観客でレースが開催されている。

富士スピードウェイのグランドスタンドは、いつもなら多くの観客と応援団がひしめきあっている姿が見られるが、ひっそりとしたグランドスタンドには、シリーズスポンサーであるオートバックスのビッグフラッグと、モータースポーツファンの有志で掲出している「がんばろう日本」のビッグフラッグ、応援バナーがグランドスタンドに掲げられている。

このビッグフラッグと応援バナーは、日産、トヨタ、ホンダの各私設応援団と有志のファンが連携して掲出の準備をしたという。しかし急にスタンドを埋めるサイズのフラッグの準備は難しく、今回掲出されているビッグフラッグは、東日本大震災の復興を願う時に掲出されたものだと言う。黄色い応援バナーは第2戦から枚数も増え、グランドスタンドに散りばめられ多くのチームのピットから見られるようになっている。

一般のファンが会場に入ることはできないため、富士スピードウェイがフラッグやバナーを管理し掲出している。富士スピードウェイの関係者によると、無観客レースとなったことで私設応援団より相談を受け協力をしているという。富士スピードウェイがツイッターで行なっている「#SUPER GT応援企画 届け、みんなの声!」の応援動画にも応援団をはじめレースクイーン、モータースポーツファンが応援メッセージを投稿しており、モータースポーツファンと一体となって盛り上がるような取り組みが行われている。

ビッグフラッグが見守るなかSUPER GT第2戦、たかのこホテル FUJI GT 300km RACEの決勝レースは9日13時より66周のレースが行われる。

《雪岡直樹》

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