【SUPER GT 第2戦】KEIHIN NSX-GTが独走で優勝…GT300はシンティアム・アップル・ロータスが逆転V

GT500クラス優勝 #17 KEIHIN NSX-GT
GT500クラス優勝 #17 KEIHIN NSX-GT全 11 枚

富士スピードウェイでSUPER GT第2戦の決勝レース(66周)が9日に行われ、GT500クラスは#17 KEIHIN NSX-GT(塚越広大/ベルトラン・バゲット)が独走で優勝。GT300クラスは#2 シンティアム・アップル・ロータス(加藤寛規/柳田真孝)が優勝した。

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開幕戦に引き続き富士スピードウェイを舞台に開催されたSUPER GT第2戦の決勝レースは完全なドライコンディションでスタートした。

ポールポジションの#8 ARTA NSX-GT福住仁嶺と2番手スタートの#17 KEIHIN NSX-GTベルトラン・バゲットは順位をキープ。4番手スタートの#12 カルソニック IMPUL GT-R平峰一貴は#39 DENSO KOBELCO SARD GR Supra中山雄一を交わして3位に浮上してきた。#39 DENSO KOBELCO SARD GR Supraは8周目に更に順位を落とし5位に。代わって4位に浮上したのは#36 au TOM'S GR Supraサッシャ・フェネストラズで、序盤はこのオーダーでレースが進んだ。

トップの#8 ARTA NSX-GTと2位の#17 KEIHIN NSX-GTは後続を引き離し、17周目には3位に10秒の差をつけ一騎打ちの様相に。2台は1秒以内の差で走り続け、一瞬のミスも許されないトップ争いを展開した。

その状況が動いたのは29周目。#17 KEIHIN NSX-GTがピットインしてドライバーを塚越広大に交代し、#8 ARTA NSX-GTは34周目までピットインを伸ばした。野尻智紀がステアリングを握り#8 ARTA NSX-GTがコースに戻った時点では#17 KEIHIN NSX-GTよりも前にいたが、冷えたタイヤでペースが上がらない。あっという間に#17 KEIHIN NSX-GTが追いつき、激しい攻防戦が繰り広げられた。しかしその周のダンロップコーナー立ち上がりで#8 ARTA NSX-GTがスピンを喫し万事休す。#17 KEIHIN NSX-GTはその後も後続を引き離し続けトップを独走し、後続に15秒もの差をつけて、2018年開幕戦以来となる優勝を飾った。

#8 ARTA NSX-GTの脱落で2位に上がった#36 au TOM'S GR Supra関口雄飛は、そのまま後続を引き離して2位でチェッカー。#12 カルソニック IMPUL GT-R佐々木大樹、#14 WAKO'S 4CR GR Supra坪井翔、#37 KeePer TOM'S GR Supra平川亮の3台で繰り広げられた3位争いは、42周目に#14 WAKO'S 4CR GR Supraが3位に浮上、そのすきを突いて#37 KeePer TOM'S GR Supraが4位に浮上し、#12 カルソニック IMPUL GT-Rは5位まで転落した。その後、後方から追い上げてきた#100 RAYBRIG NSX-GT山本尚貴も#12 カルソニック IMPUL GT-Rをパス。結果、3位以下は#14 WAKO'S 4CR GR Supra、#37 KeePer TOM'S GR Supra、#100 RAYBRIG NSX-GT、#12 カルソニック IMPUL GT-Rの順でチェッカーを受けた。

GT300クラスはポールポジションの#6 ADVICS muta MC86阪口良平がトップをキープ。1周目に3番手スタートの#2 シンティアム・アップル・ロータス加藤寛規と4番手スタートの#61 SUBARU BRZ R&D SPORT山内英輝が1つずつ順位を上げて2位、3位に浮上してきた。ここから3台による激しいトップ争いが繰り広げられ、3周目に#61 SUBARU BRZ R&D SPORTが2位に上がると、9周目のダンロップコーナーでトップに浮上。このタイミングで#2 シンティアム・アップル・ロータスも2位に浮上した。

その後は#6 ADVICS muta MC86を引き離しながら2台は激しいトップ争いを展開したが、この戦いに決着がついたのはピットインだった。

25周目に#61 SUBARU BRZ R&D SPORTがピットインして井口卓人にドライバーチェンジし、11位でコースに復帰。まだピットインを済ませていないマシンに引っかかりペースを乱される#61 SUBARU BRZ R&D SPORTに対し、自分のペースで周回を重ねた#2 シンティアム・アップル・ロータスは29周目にピットインして柳田真孝にドライバーチェンジ。#61 SUBARU BRZ R&D SPORTの前でコースに復帰することができた。全車のピットインが終わると#61 SUBARU BRZ R&D SPORTは#2 シンティアム・アップル・ロータスの4秒後方。ラスト2周でその差が縮まったが追いつくには至らず、#2 シンティアム・アップル・ロータスが大逆転でGT300クラス優勝を飾った。加藤寛規にとっては2010年以来10年ぶりの優勝、柳田真孝にとっては、SUPER GT復帰2戦目での優勝となった。

2位は#61 SUBARU BRZ R&D SPORT、3位には#55 ARTA NSX GT3(高木真一/大湯都史樹)が入った。

次回、SUPER GTは8月22日・23日の日程で、鈴鹿サーキットを舞台に第3戦が開催される。

■SUPER GT 第2戦富士 決勝レース結果GT500クラス(トップ10)
1. #17 KEIHIN NSX-GT(塚越広大/ベルトラン・バゲット)
2. #36 au TOM'S GR Supra(関口雄飛/サッシャ・フェネストラズ)
3. #14 WAKO'S 4CR GR Supra(大嶋和也/坪井翔)
4. #37 KeePer TOM'S GR Supra(平川亮/ニック・キャシディ)
5. #100 RAYBRIG NSX-GT(山本尚貴/牧野任祐)
6. #12 カルソニック IMPUL GT-R(佐々木大樹/平峰一貴)
7. #39 DENSO KOBELCO SARD GR Supra(中山雄一/阪口晴南)
8. #38 ZENT GR Supra(立川祐路/石浦宏明)
9. #3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-R(平手晃平/千代勝正)
10. #23 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ)

■SUPER GT 第2戦富士 決勝レース結果GT300クラス(トップ10)
1. #2 シンティアム・アップル・ロータス(加藤寛規/柳田真孝)
2. #61 SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)
3. #55 ARTA NSX GT3(高木真一/大湯都史樹)
4. #65 LEON PYRAMID AMG(蒲生尚弥/菅波冬悟)
5. #56 リアライズ 日産自動車大学校 GT-R(藤波清斗/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ)
6. #52 埼玉トヨペットGB GR Supra GT(吉田広樹/川合孝汰)
7. #34 Modulo KENWOOD NSX GT3(道上龍/ジェイク・パーソンズ)
8. #21 Hitotsuyama Audi R8 LMS(クリストファー・ミース/川端伸太朗)
9. #6 ADVICS muta MC86(阪口良平/小高一斗)
10. #9 PACIFIC NAC D'station Vantage GT3(藤井誠暢/ケイ・コッツォリーノ)

《藤木充啓》

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