市役所への爆破予告で鉄道も計画運休…関東鉄道常総線守谷-下妻間 8月18日午後

関東鉄道常総線用キハ5000形。
関東鉄道常総線用キハ5000形。全 3 枚

茨城県の関東鉄道は8月17日、常総線守谷~下妻間を8月18日15時から運休すると発表した。

これは、8月12日に常総市役所へ爆破予告メールが届いたことを受けたもので、常総市の発表によると「8月18日(火曜日)16:33に常総市役所等に仕掛けた爆弾が爆発する」という内容だった。メールを受信した当日には茨城県警察本部と常総警察署の警察官を加えて市役所庁舎の点検が行なわれたが、不審物などは発見されなかったという。市では「来庁者及び職員の安全を最優先」として8月18日15時から本庁舎と議会棟、石下(いしげ)庁舎を閉庁するとしている。

市役所最寄りを走る関東鉄道でも「お客様並びに職員の安全確保のため」として、爆破予告時間の16時33分以降、安全確認が完了するまで守谷~下妻間の運休を続ける。同区間の途中にある新守谷・小絹・水海道・北水海道・中妻・三妻・南石下・石下・玉村・宗道(そうどう)の10駅は閉鎖され、8月17日にはすでにゴミ箱の一時撤去やコインロッカー、宅配ロッカーの使用停止の措置が採られている。

運休中は、取手~守谷間と下妻~下館間で折返し運行が行なわれる。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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