交通事故の後遺障害者の受け入れ環境を整備 国交省が施設を支援

介護者なき後を見すえた日常生活支援(在宅生活支援環境整備事業)の概要
介護者なき後を見すえた日常生活支援(在宅生活支援環境整備事業)の概要全 1 枚

国土交通省は、自動車事故によって後遺障害を負った人の受け入れ環境を整備するため、障害者支援施設やグループホームに対し、設備導入や介護人材確保などの経費を補助する先を公募すると発表した。

交通事故によって重度の後遺障害を負った人を介護する家族の高齢化の進展などで、介護者がいなくなったり、介護が困難となった後の対応への不安が強く寄せられている。一方で、重度の後遺障害を負った人を受け入れる環境は十分に整っていない。

国土交通省では、交通事故の被害者が安心して生活を送ることができる環境を整備するため、障害者支援施設、グループホームに支援する補助制度を2018年度から実施している。今回、2020年度も予算額を拡充した上で、補助事業を実施するため、補助を希望する障害者支援施設やグループホームを募集する。

補助対象となるのは入所施設支援費(医療機器等購入費)や人材雇用費、研修などの経費。募集期間は8月17日から9月11日まで。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  2. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  3. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  4. 「内装は100点満点」フランス生まれの新型プレミアムハッチ『DS N°4』にSNS注目!「いい、凄くいい」の声
  5. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る