トヨタ紡織、刈谷本社・新本館の稼働開始…グローバル本社機能を強化

トヨタ紡織、刈谷本社・新本館
トヨタ紡織、刈谷本社・新本館全 4 枚

トヨタ紡織は、2020年5月に竣工した刈谷本社 新本館の稼働を8月17日より開始した。

【画像全4枚】

新本館は地上6階建てで、延床面積1万2800平米。外装には「紡ぎ・織り」をイメージした日射遮蔽性の高いスクリーンを、ロビーなどの内装には、 ファブリックスクリーンを施し柔らかさを演出し、同社の原点である繊維をイメージした。

社内にはディスカッションエリアやテラス席などを設置。普段とは違う環境でアイデアを生み出せる場を提供する。また、テレワークの活用を積極的に推奨し、フリーアドレスの採用など、場所を選ばずより効率的で生産性の高い働き方ができる環境を整備した。

環境面では、自然採光や自然換気、屋上緑化、地中熱の利用など自然エネルギーを積極的に活用したシステムを導入。また、人の生体リズムに合わせ、朝・昼・夕方で調光調色する照明や、気流のない空気式放射空調システムなど、最先端の省エネルギーシステムを導入した健康増進型オフィスとした。さらに、電源・給水供給機能などを備え、災害時には地域社会の防災拠点としても活用できるオフィスとした。

トヨタ紡織では新本館の稼働開始により、コーポレート機能を集約し、グローバルの経営基盤をさらに強固なものにするとともに、社内外との連携強化の拠点として活用することで、成長戦略の実現に向けた取組みを加速させていく。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「めっちゃかっけぇ」日産『ティアナ』新型に反響続々! 最新コックピットに15スピーカー付きで約310万円の価格にも注目
  2. ソニー・ホンダが発表予定の新コンセプトカーに「期待十分」の声、進化の早さに「想像以上」とも
  3. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…11月掲載のリコール記事ランキング
  4. シトロエンのSUVクーペ『バサルト』、バーチャルコンセプトを実車化…サンパウロモーターショー2025
  5. かつての「ハイラックスサーフ」、トヨタ『4ランナー』に米2026年型…ハイブリッド中心に9グレード展開
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る