VW ゴルフGTI 新型の電動版「GTE」、どちらも245馬力…欧州発売

新型ゴルフGTIと共通イメージのエクステリア

EVモードの航続は最大62km

道路や地形データを予測的に考慮

フォルクスワーゲン・ゴルフ GTE 新型
フォルクスワーゲン・ゴルフ GTE 新型全 13 枚

フォルクスワーゲンは8月21日、新型『ゴルフ GTE』(Volkswagen Golf GTE)を欧州市場で発売した。ドイツ本国でのベース価格は、4万1667ユーロ(約520万円)と発表されている。

写真:フォルクスワーゲン・ゴルフ GTE 新型

新型ゴルフGTIと共通イメージのエクステリア

ゴルフGTEは、従来型ゴルフに初めて用意された電動パワートレイン車だ。新型にも、フォルクスワーゲンの電動化戦略に沿う形で、「GTE」がラインナップされる。新型ゴルフGTEの外観では、メッシュパターンのフロントバンパーや、左右のヘッドライトのLEDからつながる形で、フロントエンドには、ボンネットの先端に細いブルーのラインが配置された。これにより、新型『ゴルフGTI』と共通イメージを持たせている。

デイタイムランニングライトを起動するか、ドライバーがキーを持って車両に近づくと、LEDストリップがブルーで点灯する。LEDストリップとの連続性を持つ照明付ラジエーターグリルが標準装備されている。

助手席側には、バッテリーを充電するための電源コネクターが設置された。レーシングカーを連想させるスプリッターデザインを採用した幅の広いブラックのサイドシルが装着される。このサイドシルは、フロントスポイラーやリアディフューザーとともに、スポーティなデザインを強調する役割を果たしている。

ルーフスポイラーは後方へと延長され、リアウィンドウを囲むブラックの縁取りと一体化され、通常のゴルフよりフラットな印象を生み出している。バンパー下部には、スポーティなディフューザーが装着されており、標準バージョンと見分けるポイントとなっている。フォルクスワーゲン・ゴルフ GTE 新型フォルクスワーゲン・ゴルフ GTE 新型

EVモードの航続は最大62km

最新世代のPHVシステムを採用する。エンジンは、直噴1.4リットル直列4気筒ガソリンターボ「TSI」で、最大出力150psを発生する。モーターは、最大出力115ps。システム全体では、245psのパワーと40.8kgmのトルクを引き出す。245psのパワーは、新型ゴルフGTIに肩を並べるものだ。

また、二次電池のリチウムイオンバッテリーの蓄電容量を、8.8kWhから13kWhに、およそ5割大容量化した。これにより、EVモードの「Eモード」の航続を最大62kmとし、従来型よりも約2割延長している。Eモード時の最高速は、130km/hとした。トランスミッションは6速DSGを組み合わせる。

バッテリーが充分に充電されている状態では、常にEモードで発進する。バッテリーのエネルギー容量が一定のレベルを下回るか、速度が130km/h を超えると、駆動システムはハイブリッドモードに切り替わる。フォルクスワーゲン・ゴルフ GTE 新型フォルクスワーゲン・ゴルフ GTE 新型

道路や地形データを予測的に考慮

ハイブリッドモードでは、インフォテインメントシステム画面の 3 つのシンボルを使用して、充電状態を維持するか、増加させるか、設定されたレベルに下げるかを選択できる。これにより、必要に応じて、ロングドライブの終わりでも、市街地を電動モードでゼロエミッション走行することが可能だ。

ナビゲーションシステムでルートガイダンスが起動している場合、バッテリーマネージャーは、目的地に到着した時に設定されたバッテリーエネルギーが利用できるように、道路や地形データを予測的に考慮する。このプロセスでは、電動モードによる最適な航続を確保するために、ルートデータに基づいてバッテリーの使用が調整される。

《森脇稔》

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