【柴犬ハルの気になるクルマ】ディーゼルの音やパワーフィールをどう感じる? マツダ2で試した

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ハル×マツダ2
ハル×マツダ2 全 14 枚 拡大写真
ハル:テレビのニュースで毎日“猛暑、猛暑”って言ってはいるけど、それでもまたシャンプーへ出かけないとダメなの?
飼い主:ああ。ノミ/ダニの駆除薬を飲んで、同時にフィラリアの駆虫薬を首のうしろにつけるのはキミの“月イチの決まりごと”だろ? だから、今月もそうしないとね。
ハル:やれやれ、わかったよ(※タメイキ※)

…とまあ、まるでスヌーピーとチャーリーブラウンの会話のようなやりとりは、ハルと飼い主にとっては日常のこと。この原稿執筆時点で今年の酷暑の終わりはまだ見えない。が、酷暑というほかなかったこの夏、朝晩の散歩の時間ともなるなると、暑そうだから外へ出て歩きたくないハルと、散歩に出かけて“所用”は済ませてこないと…と考える飼い主との駆け引き、せめぎ合いは、すっかり日課の一つになっていた。

◆走りにコダワリをもつユーザーも納得の仕様

さて、自分のハウスでヘソ天で寝ていたハルを起こし、いつものセルフウォッシュへシャンプーに出かけることになった。今回のトランスポーターは、昨年車名を『デミオ』から『マツダ2』に改めた、マツダのコンパクトカーだ。

借り出した個体はSKYACTIV-D 1.5(1.5リットルディーゼルターボ)搭載の6速AT車で、グレードは「XD PROACTIVE S Package」。シリーズの中では準上級仕様といったグレードで、とくに運転席のパワーシートが装着可能(贅沢を言えば座面高が前後個別に調整可能だとなおいい)であったり、合成皮革のインパネまわり(助手席側やコンソール左右も)、艶のある仕上げのドアスイッチパネルなど、乗っていると触れたり目に入ったりする部分の上質な仕上げが目にとまる。またAT車にはステアリングにシフトスイッチが備わるほか、オプションで16インチの高輝度塗装の大人びたデザインのアルミホイールと185/60R16サイズタイヤが装着可能(試乗車はこれを装着)であったりと、走りにコダワリをもつユーザーも納得の仕様になっている点も特徴だ。

マツダ2 XD PROACTIVE S Package

◆ガソリン車と比べても遜色のないドライバビリティ

ところで今回試したかったのは、“ディーゼル車にハルを乗せたらどうか?”ということ。ポイントはディーゼルエンジン特有の音と振動、パワーフィールをハルがどう感じるか? ということだった。結論から言うと「問題なし」。ハルを後席座面に“オスワリ”で乗せると(小型~中型犬ならこの方法でマツダ2の後席に乗せられる)、ハルは、いつも初めてのクルマでそうするように室内のニオイを嗅いで「これがマツダ2かぁ」と確認。気が済むと、自分で“フセ”の姿勢になり、シートバックに身体もたせかけ、安定したポジションを自分で見つけ、落ち着く。その姿勢になれば、あとはいかにクルマを穏やかに運転するかがコチラの責任であり、それさえ問題なければハルも安心して乗っている。

試乗当初、アイドリング中には、初めて体験するマツダ2のディーゼルエンジンから立つタタタタ…の音や肌に伝わる微震動に耳をピクピクさせるそぶりを見せ「我が家の2気筒エンジンとも違う感じね」と、インプレッションを取っていた様子。また、クルマを発進させた際の最初のトルクの立ち上がりでグッ! と身体を後ろに持っていかれたときに、やや構える姿勢にもなった。が、こちらも発進、加速時のアクセルワークを普段以上に気を使いながら行うと、ほどなくリラックスした顔つきに。走行中のガソリン車と比べても何ら遜色のないドライバビリティは、どうやら“合格”だったようだ。

ハル

◆挙動は終始スムースで安定

ちなみに試乗車のマツダ2は「G-ベクタリングコントロールプラス(GVC Plus)」を搭載している。実はハルもこの機能は『CX-30』『CX-5』などで経験があり、クルマの挙動がスムースになることで、ハルにとってもより快適性が向上することは実証済みだ。今回のマツダ2では、SUV系ほど車体が大きく重くないうえ、乗車位置も低く、さらに極端な車線変更やコーナリングは試さなかったこともあり、ハルにとって効果があったかどうか明白だったとは言えないまでも、見ている限りではハルの頭がフラれるようなことがなく、不快感はなかったはず。もちろん“人”にとっては、箱根の山道などを走りながら、ボディはコンパクトだから軽快に走りながら、セオリーどおりに走らせている限り挙動は終始スムースで安定していることから、“GVC Plusアリ”の効果は実感した。

なお実燃費も確認したところ、試乗車返却までのトータルで22.0km/リットルほど。メーターの表示を見ていると高速巡航では26.0~27.0km/リットルの表示も確認しているが、前記のとおり山道や街中での短距離の使用、渋滞などを600km弱走ってのトータルの数字で、おりからの暑さでエアコンは終始フル稼働、省燃費運転に徹した訳ではなかったこともお断りしておきたい。感触として、最新カタログにあるWLTCモード(21.8km/リットル、WLTC-Hは24.2km/リットル)の数字以上の燃費は日常的に得られそう…と思えた。

島崎七生人|AJAJ会員/日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員/モータージャーナリスト
編集制作会社にて雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとなり現在に。メインはクルマだが、オーディオ(機器と音楽、カーオーディオも)、カメラ、バッグ、文房具、時計など、身のまわりの好きなコト、モノへのこだわりは強い。レスポンスでは試乗記のほか、所蔵の資料を発掘しながらの「懐かしのカーカタログ」を担当。本連載に登場のハルは愛犬だが、同じ柴犬だった先代の意思を受け継ぎ(!?)、2代目モータージャーナリスト犬に。

【柴犬ハルの気になるクルマ】ディーゼル車の音やパワーフィールを犬はどう感じる? マツダ2で試す

《島崎七生人》

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