ジープ ラングラー に初のPHV、「4xe」…近い将来設定へ

ジープ・ラングラー・アンリミテッド (参考)
ジープ・ラングラー・アンリミテッド (参考)全 4 枚

FCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)のジープブランドは8月22日、『ラングラー』(Jeep Wrangler)に初のプラグインハイブリッド車(PHV)の「4xe」(フォーバイイー)を近い将来、設定すると公式ツイッターを通じて発表した。

4xeは、ジープブランドのPHVに冠される名称だ。すでに、『レネゲード』初のPHVの『レネゲード4xe』と、コンパス初のPHVの『コンパス4xe』が用意されている。両車が、ジープブランドにとって初のPHVだ。ジープは今後、4xeの名称をPHVに広く使用していく。

レネゲード4xe とコンパス4xe のPHVシステムは、1.3リットル直列4気筒ガソリンターボエンジン(最大出力は130hpまたは180hp、最大トルク27.5kgm)にモーター(最大出力60hp、最大トルク25.5kgm)を組み合わせて、システム全体で190hpまたは240hpのパワーを引き出す。

エンジンが前輪、モーターが後輪駆動する「eAWD」システムを搭載する。トランスミッションは新開発の6速ATを組み合わせた。0~100km/h加速は7.5秒、最高速は200km/hの性能を発揮する。

バッテリーはリチウムイオンで、蓄電容量は11.4kWhだ。EVモードでは、最大でおよそ50kmをゼロエミッション走行できる。EVモードの最高速は130km/hとした。CO2排出量は50g/km以下と、高い環境性能を備えている。

ジープは、レネゲードとコンパスに続いて、ラングラーにもPHVの4xeを拡大展開する計画だ。『ラングラー4xe』は近い将来、発表される予定。ジープが公開した同車のティザー映像からは、4ドアの「アンリミテッド」をベースにしたラングラー4xeの姿が見て取れる。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スイスポ最終モデルの完全進化形! BLITZが手掛けた“走りと快適”の完熟セットアップPR
  2. これが最後のガソリンエンジンか!? BMW『X5 M』が歴代最強の700馬力オーバーに
  3. 月額500円、新型ドライブレコーダー付き自動車保険 東京海上日動が2026年1月に発売
  4. 新型ハイパーカー『オーロラ』、外観デザイン確定…1850馬力ハイブリッド搭載
  5. 名車「964型ポルシェ 911」を最新の姿に甦らせる、シンガーが最新レストア作品披露へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る