BMWがミッドシップ・スーパーカーを開発中!? 謎の 8シリーズ の正体とは

BMWの新型ミッドシップ・スーパーカー 開発車両(スクープ写真)
BMWの新型ミッドシップ・スーパーカー 開発車両(スクープ写真)全 22 枚

BMW『8シリーズクーペ』をベースとする謎の開発車両を、ドイツ・ニュルブルクリンク付近でスクープした。

8シリーズクーペは、約2年前に登場したばかり。派生モデルとして「コンバーチブル」、4ドアの「グランクーペ」、高性能モデル『M8』など展開しているが、フェイスリフトには時期尚早だ。

スクープサイト「Spyder7」のカメラが捉えた開発車両は一見、通常の8シリーズクーペだが、よく見るとフロントエンドのローグリル、インテークカバーが外され、インタークーラーが露出している。さらにリアサイドウィンドウが通気孔と偏光カバーに置き換えられているほか、背面ガラスも覆われ、その下の何かを冷却し、覆い隠そうとしている様子がうかがえる。

その下の何か、とはズバリ「エンジン」だ。

リアエンドでは、テールライト、及びバンパーやディフューザーが新設計され、クワッドエキゾーストパイプのカットアウトはベースモデルより大きく見える。足回りにはレッドキャリパーを備える高性能ブレーキシステムがみられることからも、「M850i」をベースにしたミッドシップ・スーパーカーの開発車両の可能性がありそうだ。

BMWのミッドシップとして思い出されるのは、2019年に発表された次世代PHEVスーパーカー『ヴィジョン Mネクスト』だ。しかし、最新情報では市販化は見送られたと伝えられており、現段階でこの車両を特定するのは困難だが、まったく新しいスーパーカーを開発している可能性も高い。

この新型スーパーカーに関する新たな情報を入手次第、お伝えしていこう。

新型車を最速スクープ『Spyder7』をチェック!

《APOLLO NEWS SERVICE》

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