九州新幹線による宅配便荷物の輸送を検討へ…佐川急便とJR九州が協業に合意

佐川急便の宅配便荷物輸送が検討されている九州新幹線。
佐川急便の宅配便荷物輸送が検討されている九州新幹線。全 4 枚

佐川急便とJR九州は8月26日、宅配便荷物を九州新幹線で輸送する貨客混載事業の協業について基本的に合意したと発表した。

発表によると、九州新幹線の業務用室に宅配便荷物を収納した専用ボックスを積載することが検討されており、九州内での輸送効率アップを図りたい佐川急便と、九州新幹線の余剰スペースを活用して収入を上げたいJR九州の思惑が一致した。

対象区間は博多~鹿児島中央間全線で、佐川急便福岡営業所~鹿児島営業所間の輸送に利用。今後は、実施へ向けた実証実験を行なう予定だが、実施時期は未定。

佐川急便と九州の鉄道会社による協業としては、有田駅(佐賀県有田市)と佐世保駅(長崎県佐世保市)を結ぶ松浦鉄道に例があり、2019年11月から松浦駅(長崎県松浦市)と潜竜ヶ滝(せんりゅうがたき)駅(長崎県佐世保市)の間で宅配便荷物を輸送している。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
  5. 「赤色くるー!!」2026年モデルのカワサキ『エリミネーター』に熱視線!新カラー&グラフィック追加へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る