ポルシェ パナメーラ 改良新型、日本市場で予約受注開始…PHVとターボSを追加

ポルシェ・パナメーラ ターボS
ポルシェ・パナメーラ ターボS全 16 枚

ポルシェジャパンは、改良新型『パナメーラ』の予約受注を8月27日より開始した。

今回の改良ではフロントマスクを刷新。従来はオプションだったスポーツデザインフロントエンドが装着され、印象的なエアインテークグリル、大型化されたサイドの冷却用開口部、シングルバーのフロントライトモジュールを備える。リアのライトストリップは、輪郭が調整されたラゲッジコンパートメントリッド上をシームレスに走り、左右の新開発LEDテールライトクラスターを流れるように結びつけている。

新たなトップグレードとして設定された「ターボS」は、最高出力630ps、最大トルク820Nmを発生する4.0リットルV型8気筒ガソリンツインターボエンジンを搭載。従来のパナメーラターボと比較して、出力で80ps、トルクで50Nmアップ。大幅なパフォーマンスの向上を遂げ、0-100km/h加速(スポーツプラスモード)は3.1秒、最高速度は315km/hに達する。

また、3チャンバーエアサスペンション、ポルシェアクティブサスペンションマネージメントシステム(PASM)、ロール抑制システムであるポルシェダイナミックシャシーコントロールスポーツ(PDCCスポーツ)を各モデルにあわせて専用にカスタマイズ。巨大なパワーを制御しながら路面に伝えるとともに、コーナリング性能を高めている。

「E-パフォーマンス戦略」も追求するポルシェは、パナメーラのラインナップにプラグインハイブリッドの「4S E-ハイブリッド」を追加した。システム出力は412kW(560PS)に達する。0-100 km/h加速は3.7秒、最高速度は298km/hと発表されている。バッテリー総容量は従来のハイブリッドモデルの14.1kWhから17.9 kWhへと拡大した。電気のみによる航続距離はWLTP EAER Cityモードで54kmだ。

ポルシェコミュニケーションマネージメントシステム(PCM)には、改良されたボイスパイロットやApple CarPlayなど、新しいデジタル機能やサービスを追加。また日本仕様では他マーケットでオプションとなるレーンキーピングアシスト、アダプティブクルーズコントロール、レーンチェンジアシスト、サラウンドビューを含むパークアシストが標準装備となる。

価格は1249万円から2882万円。ターボS(8速PDK、右ハンドル)が2882万円、4S E-ハイブリッド(8速PDK、右ハンドル)が1877万円となっている。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  2. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  3. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  4. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
  5. 世界最高級ピックアップトラック誕生!? トヨタ『センチュリーピックアップ』の可能性
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る