[カーオーディオ“チョイスのキモ”]ユニットサブウーファー その9…フォーカル研究

フォーカル・ユートピア エム シリーズ
フォーカル・ユートピア エム シリーズ全 3 枚

カーオーディオを趣味としている方々に向けて、製品の選び方に関する情報をお届けしている当コーナー。現在は、ブランドごとで「ユニットサブウーファー」のラインナップ紹介を行っている。今回はフランス発の世界的なスピーカーブランド“フォーカル”をフィーチャーする。

“フォーカル”は、スピーカーを計6ライン擁している。なおそのうちの1ラインである『プラグ&プレイ シリーズ』は車種専用モデルなので汎用の「ユニットサブウーファー」の用意はなく、エントリーラインとなる『カスタムフィットモデル シリーズ』では「パワードサブウーファー」のみの設定となっているので、こちらにも「ユニットサブウーファー」は含まれていない。しかしながらその他の4ラインにはすべて、「ユニットサブウーファー」も名を連ねている。

具体的に見ていこう。トップエンドを張る『ユートピア ビー シリーズ』には、1機種の「ユニットサブウーファー」が用意されている。なお当シリーズには2つのコンポーネントセットがあり、「ユニットサブウーファー」が含まれているのは、税抜価格200万円という超ハイエンドスピーカー『ユートピア ビー ウルティマ』の方だ(単体の製品名は『8W Ultima』)。なお当機の口径は20cmとなっている。

そしてセカンドラインとなる『ユートピア エム シリーズ』の中にも、1機種の「ユニットサブウーファー」がラインナップしている。なおこちらの口径は25cmで、振動板には同シリーズのミッドレンジやミッドウーファーと同じく特徴的な“MインバーテッドWコーン”が採用されている。

これに続く人気ライン『K2パワー シリーズ』には、「ユニットサブウーファー」は2モデルが顔を揃えている。1つが25cmモデルでもう1つが30cmモデルで、これらも振動板には同シリーズのミッドレンジとミッドウーファーと同様に“アラミドコーン”が使われている。ちなみにこの2機種はともに、ダブルボイスコイル(4Ω+4Ω)仕様となっている。

そしてこれに、今年になってモデルチェンジが果たされたばかりのニューライン『フラックス エボ シリーズ』が続き、当シリーズには「ユニットサブウーファー」はもっとも多く、計4モデルが存在している。口径的には20cmモデルと25cmモデルの2タイプがあり、それぞれに通常モデルとインストール性の高い薄型モデルとが用意されている。

“フォーカル”は国産ブランドと比べて「ユニットサブウーファー」の選択肢が豊富だ。フロントスピーカーに他社モデルを使っていても振動板素材の傾向が似かよっていれば、敢えて“フォーカル”を選んでみても面白い。“フォーカル”サウンドに興味があれば、ぜひともチェックを。

「サウンドユニット」の“チョイスのキモ”を徹底解析! Part5・ユニットサブウーファー編 その9 “フォーカル”研究

《太田祥三》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. メルセデスベンツ車だけに特化!走りを静かにする「調音施工」認定店が埼玉県三郷市にオープン
  3. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  4. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
  5. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
ランキングをもっと見る