HKS、GRスープラ向けドラッグ専用サスペンション発売

トヨタ GRスープラ
トヨタ GRスープラ全 2 枚

HKSは、ドラッグ専用サスペンション「マックスIV SP DRAG」にトヨタ『GRスープラ』用を追加し、販売を開始した。

GRスープラはローンチコントロール機能を有し、最適なスタートを可能にしているが、純正サスペンションは様々なシチュエーションに対応するため、フロントの荷重を残すセッティングとなっている。今回発売するマックスIV SP DRAGでは、純正サスペンション以上にトラクションを掛けられ、そのトラクションを維持できるよう特化したセッティングを行っている。

新製品はHKSサスペンション伝統の単筒式を採用。大径ピストンならではのレスポンスの良さがトラクションの確保に貢献する。また、全長調整式を採用し、車高を変更せずにストローク配分(バンプタッチタイミング)を変更できるほか、リヤショックのケース長を短くすることでバンプタッチタイミングを遅らせ、後傾姿勢を強くすることも可能。社内テストでは出荷時寸法程度のケース長が好タイムを記録しているが、装着車両仕様・コースにより変更し、車両姿勢を調整することでさらなるタイムアップも期待できる。

また、今後予想されるさらなるハイパワー化・ハイグリップ化にも対応できるよう、リヤにはサブスプリングとして作用するバンプラバーをセットした。リヤはアルミ削り出しの専用アッパープレートを採用し、強度が必要な部分を見極めた上で軽量化も考慮。フロント・リヤ共に直巻形状のスプリングを採用し、スプリングの変更を容易にした。

価格は37万4000円。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  2. 取り付け約10秒、カーメイトが『カローラクロス』『メルセデスベンツ』各車純正ミラー専用設計の「ワイドリアビューミラー」を発売
  3. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ...ワイド&ローのフォルムに注目だ!
  4. エアレスタイヤ搭載でペダルもなし、免許不要の特定小型原付「Future smart」発売
  5. 日産『マイクラ』新型は約450万円から、EVに生まれ変わる6代目、9月に英国受注開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る