新車登録台数は18.5%減の19万7832台、前月より1.9ポイント改善 8月実績

トヨタ・ヤリス
トヨタ・ヤリス全 2 枚

日本自動車販売協会連合会は9月1日、2020年8月の新車販売台数(軽を除く)を発表。新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)感染拡大による需要低迷などで、前年同月比18.5%減の19万7832台となったが、前月より1.9ポイント改善した。

新車販売台数はこれで11か月連続のマイナス。3月は同10.2%減、4月は同25.5%減、5月は同40.2%減と、新型コロナウイルス感染拡大による影響は大きくなっていたが、6月は同26.0%減、7月は同20.4%減、8月は同18.5%減と、回復に向かっている。

車種別では、乗用車が同16.1%減の16万9341台で11か月連続マイナス。このうち、普通乗用車が同20.7%減の9万0607台で11か月連続マイナス、小型乗用車は同10.1減の7万8734台で5か月連続のマイナスとなった。

貨物車は同29.3%減の2万7939台で11か月連続マイナス。このうち、普通貨物車が同36.0%減の1万1940台で12か月連続マイナス、小型貨物車が同23.3%減の1万5999台で11か月連続のマイナス。バスは同57.1%減の552台で6か月連続のマイナスとなった。

ブランド別では、トヨタが9.8%減(前月は16.2%減)の9万8615台、ホンダは28.4減(同26.0%減)の1万9160台と回復傾向にあるが、日産は31.9%減(同29.5%減)の1万7094台と再び悪化した。

新車登録台数ブランド別ランキング

1位:トヨタ 9万8615台(9.8%減・11か月連続減)
2位:ホンダ 1万9160台(28.4%減・11か月連続減)
3位:日産 1万7094台(31.9%減・21か月連続減)
4位:マツダ 1万0750台(5.7%減・6か月連続減)
5位:スズキ 8219台(1.2%増・2か月連続増)
6位:いすゞ 5150台(50.1%減・12か月連続減)
7位:スバル 4755台(41.8%減・7か月連続減)
8位:日野 4658台(36.0%減・12か月連続減)
9位:ダイハツ 3742台(77.3%増・10か月連続増)
10位:三菱ふそう 2811台(33.9%減・5か月連続減)
11位:レクサス 2523台(45.1%減・9か月連続減)
12位:三菱 1548台(49.2%減・11か月連続減)
13位:UDトラックス 578台(23.6%減・8か月連続減)

その他(輸入車など) 1万8229台(15.3%減・10か月連続減)

※()内は前年同月比

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  2. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ...ワイド&ローのフォルムに注目だ!
  3. 【ダイハツ ムーヴ 新型試乗】スライドドアになったムーヴは、軽のスタンダードになれるのか?…岩貞るみこ
  4. そのホイール、何年使ってる? 知られざるアルミホイールの寿命と見極め術~カスタムHOW TO~
  5. 「昭和のオート三輪風に…」ソーラーパネル搭載3輪EV『スリールオータ』に注目!「なんか可愛い」とデザインを評価する声も
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る