持ち運べる折りたたみ電動バイクに乗ってみた…組み立て3分、最高速20km/h[動画]

公道走行OK、最新折りたたみ式 電動原付きバイク『smacircle S1』
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片手で持ち運べる、スタイリッシュな電動原付バイクが日本への正規輸入を意図している。

これ、日本仕様に更新した電動 原付バイク『smacircle S1』(スマサークルエスワン)。アメリカの電子機器見本市CES 2018で注目を集めた中国深センのスマサークルによる電動バイクの日本仕様モデル。原付バイクのナンバーや、左右ミラー、ウインカーを装備し、国内の公道も走れるように仕立てた。

この日本仕様モデルは、クラウドファンディング「Kibidango」で目標額2300万円を達成すると、正式に日本へ正規輸入できる。9月4日時点で、集まった額は1537万円。10月15日までに2300万円に達しないと、このプロジェクトは白紙になる。

ということで、まずその走りとコンパクト性を体感すべく、メディアむけ試乗会に参加してみた。まず専用バッグから取り出して、組み上げるまで2~3分。あっという間に走り出せる。

前後のタイヤは折りたたむと、最大負荷100kgの強度をもつカーボンファイバーフレームの2リングのなかに収まる格好で、すべてをたたみ終えるまで2~3分。長さ29×高さ49×幅19cmまで小さくなり、本体重量は12kg。クルマのトランクに余裕で入るし、電車にも手軽に持ち込める。

走行用充電式リチウムイオン電池(5.5Ah 200Wh)はそのまま座席シートになる仕組みで、1回の充電で最大20km走行が可能。3時間程度でフル充電が完了する。

乗り方はちょっとコツがいる。走り出しはキックボードのように2~3歩、足で蹴りだして、右の電子制御スロットルをバイクと同じようにひねる……と、気持ちいい勢いで加速。出力250Wモータがぐいぐいと回ってくれる感覚がおもしろい。

最高速度はノーマルモードで15km/h、スポーツモードで20km/h。ブレーキを探すと、一般的なエンジン原付バイクのように左右のブレーキレバーは、ない。

この smacircle S1 のブレーキは、左ハンドルのスロットルにある。この左電子制御スロットルをひねると、回生ブレーキが働いて力強くとまる。このときのモータ音もリアル。シューッウという小さな音を出しながら、しっかり止まってくれる。

そして右のアクセルスロットルと、左のブレーキスロットルの両方をオフにすると、ニュートラル状態でバイクは滑走していく。

また、スマートフォンとペアリングしアプリをインストールすれば、自車のスピードやバッテリー残量などを表示してくれるから、スマホをハンドル中央に取り付ければ計器盤にもなる。キーも専用のアプリでロックできる。

パンクや膨張の心配がないソリッドダンピングタイヤもいい接地感。ただやや小径なせいか、急にハンドルを切ると不安定になるから、まっすぐすすむ、左折する、右折する、転回するといった動作は、慣れが要る。1時間も乗ればsmacircle S1のクセがつかめて、頼れるモビリティになるはず。

カラーはオレンジラインとブルーラインの2種類。気になるのは、クラウドファンディング Kibidango での先行価格。本体の最安は超早割で送料・税込み13万5000円。予定小売価格は18万5900円だから、超早割が5万円ほど安い。

プロジェクトが成立した場合、2021年3月初旬ごろから支援順に納品する予定。また Kibidango スタッフは、「今回のプロトタイプと国内仕様は、ミラーなどの形状が異なる場合がある」とも付け加えていた。

《大野雅人》

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