西武バス、ユーグレナバイオディーゼル燃料を使用開始 東京都・埼玉県内の路線バス初

ユーグレナバイオディーゼル燃料で走る路線バス(西武バス)
ユーグレナバイオディーゼル燃料で走る路線バス(西武バス)全 1 枚

西武バスは、9月7日より、東京都・埼玉県内の路線バスとして初めて、ユーグレナ社の次世代バイオディーゼル燃料を使用開始すると発表した。

バイオディーゼル燃料を使用する西武バスの路線バスは、吉祥寺駅、大泉学園駅、田無駅などを発着し、練馬区や西東京市および東久留米市周辺(一部埼玉県内)を運行。路線バスには、路線地域の住民に親しみを持ってもらうよう、環境にやさしいユーグレナバイオディーゼル燃料を使用して走行していることを表現したラッピングを施す。

西武グループでは、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを「サステナビリティアクション」として積極的に推進。西武バスは、従来からハイブリッドバスの導入やエコドライブの実施など、地球環境負荷の軽減に努めている。そこで今回、日本をバイオ燃料先進国にすることを目指す「GREEN OIL JAPAN」宣言に賛同し、ユーグレナバイオディーゼル燃料の使用を決定した。

一方、ユーグレナ社は、バイオ燃料製造実証プラントで製造するユーグレナバイオディーゼル燃料の供給を今年3月から開始。その後、ユーグレナバイオディーゼル燃料を使用する企業や自治体数は拡大しており、今回の発表によって「GREEN OIL JAPAN」宣言の賛同企業や自治体等の数は合計28に達した。

西武バスとユーグレナ社は、気候変動への具体的な対策であるバイオ燃料を、実際に路線バスで使用し、より身近に感じてもらう環境づくりをするとともに、今後も環境に配慮したサステナブルな取り組みを実施していく。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 三輪EV『coffret』、ヤマダデンキ横浜本店で販売開始…試乗も可能
  2. 三菱の新型SUV『デスティネーター』、最高の安全性評価…ASEAN NCAP
  3. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…土曜ニュースランキング
  4. 「3つの味」が選べる新型トヨタ『RAV4』日本仕様が一般公開! 2025年度内発売へ…ジャパンモビリティショー2025
  5. サイドミラーの死角を減らせる補助ミラーは、アナログとデジタル、どっちが買い?[特選カーアクセサリー名鑑]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る