マルチスズキ、新型オービス&信号無視検知システムの設置を拡大…現地警察との共同プロジェクトが第2段階に

インド初の「赤信号違反検知システム」と「スピード違反検知システム」の設置を発表したマルチスズキとデリー警察の幹部(2019年)
インド初の「赤信号違反検知システム」と「スピード違反検知システム」の設置を発表したマルチスズキとデリー警察の幹部(2019年)全 1 枚

スズキのインド子会社のマルチスズキ(Maruti Suzuki)は9月2日、現地のデリー警察と協力して設置したインド初の「赤信号違反検知システム」と「スピード違反検知システム」を拡大展開すると発表した。

このシステムは道路交通規則を守り、安全運転の促進や歩行者の安全の確保、交差点での事故を減らすことを目指して、2019年に開発された。新開発のシステムは、最新の3Dレーダーと高解像度カメラを使用し、車両の交通ルール違反を摘発する。赤信号無視やスピード違反を行った車両の登録番号を記録する仕組みだ。

システムは違反記録をすぐに暗号化して、そのデータをデリー警察本部の中央サーバーに送信する。そして、違反の証拠写真と反則キップを、SMSや電子メール、郵便などで車両の所有者に迅速に送付する。このシステムは、デリーの環状線沿いの複数の場所に設置され、24時間365日稼働している。

マルチスズキは、この赤信号違反検知システムとスピード違反検知システムを拡大展開すると発表した。デリー警察との共同プロジェクトの第2段階となるもので、環状線のナライナやラオトゥーララムなど3つの主要ジャンクションに、システムを設置する。

マルチスズキの鮎川堅一社長は、「過去1年間で、システムがドライバーの行動に変化をもたらしたことが確認されている。制限速度と信号を守ることを、より意識するようになった。第2段階では、デリーの交通密度の高いジャンクションにシステムを設置し、交通違反をなくし、デリーの道路をより安全にしていく」と述べている。

《森脇稔》

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