VWの電動SUV『ID.4』、インテリアの写真…9月末に正式発表へ

インテリアは「モダンで心地よいラウンジ」がテーマ

電動車専用のMEBプラットフォーム

1回の充電での航続は最大500km

フォルクスワーゲン ID.4
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フォルクスワーゲンは9月4日、9月末にワールドプレミアする予定の新型電動コンパクトSUVの『ID.4』(Volkswagen ID.4)のインテリアの写真を公開した。

ID.4はフォルクスワーゲンの新世代EVの「ID.」ファミリーの2番目のモデルだ。第1弾は、小型ハッチバックの『ID.3』だった。ID.4は、2017年春に発表されたコンセプトカーの『ID.CROZZ』の市販バージョンとして開発され、フォルクスワーゲン初の本格的な電動SUVになる。世界最大の市場セグメントに成長しているコンパクトSUVセグメントに投入するために開発された。

インテリアは「モダンで心地よいラウンジ」がテーマ

インテリアは、「モダンで心地よいラウンジ」をテーマに掲げる。フォルクスワーゲングループの新世代電動モジュラー車台の「MEB」プラットフォームのおかげで、電動パワートレインをコンパクト設計とし、広い室内空間を可能にしている。

ID.4は、大きなドア開口部と高いシート位置を備える。ドライバーと助手席の乗員は、大きなドアの開口部から室内にアクセスし、高いシート位置に着座する。一方、後席のベンチシートは、既存のSUVと同等のスペースを実現する。トランクルームは、後席の背もたれが直立した状態で543リットルの容量を持ち、たくさんの荷物を簡単に収納できるという。

ID.4のインテリアデザインは、スペース感覚を強調している。ダッシュパネルは、センターコンソールから独立しているため、浮いているように見える。ガラス製のパノラマサンルーフが、オプション設定される。夜間には、30色のスペクトルで照明を調整する。各ディスプレイは、直感的に操作できるように配慮している。

前面のライトストリップが点滅してドライバーに警告

フロントガラスの下には、ライトストリップの「ID.ライト」が配される。このID.ライトは、EVパワートレインがスタンバイ状態にあり、車両がロック解除またはロックされていることをドライバーに知らせる。また、このID.ライトを点滅させることで、ドライバーに車線変更を推奨したり、間違った車線にいる場合にドライバーに警告したりすることもできる。

ID.4の発売記念限定モデルでは、プラチナグレーとフローレンスブラウンの落ち着いた内装色とした。ステアリングホイールとステアリングコラム、ドアのディスプレイとコントロールパネルの周りの仕上げは、ピアノブラックまたはエレクトリックホワイトが選択できる。

電動車専用のMEBプラットフォーム

ID.4はID.3と同様、高い拡張性を持つ電動車専用のMEBプラットフォームをベースにしている。フォルクスワーゲンによると、ID.4はコンパクトなサイズ、広い室内、スポーティなキャラクター、直感的な操作方法、完全なコネクテッド機能など、ID.ファミリーのすべての長所を備えているという。

ID.4は、力強いスタイル、先進的な機能、ゼロエミッション走行という特長を持つ。車名の数字の「4」は、コンパクトSUVセグメントを代表するニューモデルを意味する。ID.4は『ビートル』、『ゴルフ』に続いて、フォルクスワーゲンにおける重要な歴史の扉を開いた第3のエポックメーキングモデル、ID.3に続く新型車、との意味が込められた。また、「ID.」とは、インテリジェントなデザイン、アイデンティティ、時代を先取りしたテクノロジーを表している。

1回の充電での航続は最大500km

洗練された空力性能を備えたID.4のエクステリアは、MEBの革新的なアーキテクチャーを表現しているという。短いフロントオーバーハングと長いホイールベースが特長だ。

ID.4では、数多くのモジュラー駆動コンポーネントを利用することができる。まず初めに、後輪駆動モデルが発売され、その後パワフルな4輪駆動モデルが追加される予定だ。モーターは、シングルスピードのトランスミッションを介してパワーを路面に伝達する。よりスポーティな加速を可能にする走行モードや、エネルギー節約に役立つ走行モードを設定できる。多くのモードが、車両の航続を長くするように設計されている。

高電圧バッテリーはパッセンジャーセルの下に設置されているため、低い重心とバランスの取れた軸荷重配分を実現した。バッテリーの充電は、AC(交流)、DC(直流)、三相交流で行うことができる。駆動パッケージによっては、1回の充電で最大500km(WLTP計測)を走行することが可能、としている。

《森脇稔》

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