軽自動車を感じさせない広さと走りに驚いた…三菱 eKクロス スペース/eKスペース に読者が1泊2日試乗!

PR
三菱 eKクロス スペースと森田浩一さん
三菱 eKクロス スペースと森田浩一さん全 28 枚

三菱自動車らしい力強さとSUVテイストを纏った『eKクロス スペース』と、親しみやすいデザインの『eKスペース』。2020年3月に販売を開始した、最新の軽スーパーハイトワゴンだ。その特徴は、使い勝手が良く、広く快適な室内空間や、運転のしやすさ、先進の運転支援技術などにある。

特筆すべきは、後部座席の快適さだ。約320mmというクラストップレベル(※1)の後席スライド量を誇り、広々とした余裕ある空間を確保。また、リヤスライドドアの開口部が先代より拡大し約650mmもの大開口を実現。ハンズフリーオートスライドドア(※2)も採用することで容易な乗降性と開閉を可能とした。さらに、先代からホイールベースを65mm延長することで、いっそう広々とした快適な居住空間を実現している。

運転のしやすさは、見晴らしいの良い視界が生み出す安心感、軽自動車ならではの取り回しの良さ、そしてハイブリッドシステムを採用した自然吸気エンジンとターボエンジンによる力強く滑らかな加速性能によるもの。

進化した高速道路同一車線運転支援技術「マイパイロット」(※3)も搭載され、高速道路において車両側がアクセル、ブレーキ、ステアリング操作を支援。高速道路での渋滞走行や、長時間の巡航走行においてドライバーの負担を軽減し、軽自動車でのロングドライブを、もっと身近で気軽なものにしている。

これら、日常生活の中でこそ実感できる『eKクロス スペース』と『eKスペース』の魅力をお伝えすべく、今回はレスポンス読者2名に1泊2日の特別試乗を体験してもらった。

※1 軽スーパーハイトワゴンクラス=全高1700mm以上かつ、エンジンをボンネット内に配置した軽自動車。2020年2月三菱自動車調べ。他メーカーにも同じ数値があります。
※2 eKクロス スペース/eKスペース 助手席側ハンズフリーオートスライドドアはG、Tに標準装備。運転席側ハンズフリーオートスライドドアはG、Tにメーカーオプション。
※3 eKクロス スペース/eKスペース G、Tにパッケージオプション。

軽自動車にはあまりいいイメージがなかった!?

三菱 eKスペース(左)とeKクロススペース三菱 eKスペース(左)とeKクロス スペース

試乗会に参加してもらったのは、東京都在住の森田浩一さんと、同じく西田玄さん。

森田さんは現在、商用ベースのバンを所有。普段は奥様が毎日通勤に使っているという。ご夫妻の趣味はサーフィンで、サーフボードなど大きな荷物を載せることからこのクルマを選んだそうだ。今回は、もう少し小さいクルマを2台目として検討しているということだった。

『eKクロス スペース』『eKスペース』は、コンパクトでありながら、背の高さから使い勝手が良さそうなので、奥様が一人でサーフィンに行くときにも荷物を積むことが出来るか、普段の足にも使えるか試したかったとのこと。今回は『eKクロス スペース』(T ターボ、カラーはオリーブグリーンメタリック/ホワイトソリッド ※有料色)に試乗してもらった。

西田さんは、奥様と生まれて3か月の赤ちゃんと一緒に参加していただいた。現在所有車はなく、月に2~3回カーシェアなどを利用しているとのこと。子供が出来たことやコロナ禍の中、公共交通機関はあまり使いたくなく、お財布事情などから軽自動車も選択肢のひとつとして考えたいと応募。

購入に際しては、車両価格とともに、しっかりと加減速が出来、取り回しが良いこと。そしてお子様も乗せることから、安全装備が充実していることを条件にしたいそうだ。西田さんは『eKスペース』(G 自然吸気エンジン、カラーはホワイトパール/オークブラウンメタリック ※有料色)に試乗してもらった。

当初、お二人に共通していたのは軽自動車に対するイメージが決して良くなかったこと。森田さんはこれまで軽自動車を所有した経験がなく、「パワーが足りないし、エアコンの効きが悪い」というイメージ。西田さんは、数年前に軽自動車に乗ったことがあるそうだが、「アクセルをべた踏みしないと走らない走れないという印象だった」とのことで、お二人ともパワーに関してのネガティブな印象が大きかったようだ。

その印象は変わったのか。1泊2日の試乗を終えたお二人に、それぞれ感想を訊いた。

eKクロス スペースに試乗…森田さん「夫婦の会話が弾む!静粛性に驚きました」

「高速道で走っていても普通に会話ができるのが驚き」と話していた森田さん「高速道路で走っていても普通に会話ができるのが驚き」と話していた森田さん
----:森田さんは今回、『eKクロス スペース』のターボ車に試乗いただきました。率直に、いかがでしたか?

森田さん:運転席が広々としていましたので、普通車に乗っているのとあまり変わらない印象ですね。実際に運転してみてもその印象は変わりませんでした。エンジンのトルクがあるので、加速感は本当に良いですね。そこが楽しくてついつい高速ではアクセルを踏んでしまいました(笑)。妻も、クルマってこんなにキビキビと走るものなのねと驚いていました。

また、遮音性が高いのかエンジン音が非常に小さいのか、高速で100km/hくらいで走っていても普通に会話ができるのが驚きですね。妻もおしゃべりしながら過ごす二人の時間に、何のストレスもなかったと喜んでいました。運転のフィーリングも非常に快適で、全く難癖をつける部分はないなという感じでしたね。

----:後席を含めた車内空間や、使い勝手はいかがでしたか。

森田さん:快適でとても良かったですね。エアコンなどのパネル類の配置も使いやすい場所にありましたし、リヤサーキュレーター(プラズマクラスター付)(※)のスイッチが運転席からも手が届きやすいのがいいですね。陽に当たるところに停めていた時にも、運転席から手を伸ばせばすぐに車内全体を冷やせて快適でした。

乗り降りもとてもしやすくて、フロントは90度近くまでドアが開きますし、リヤも後席の足元がとても広いので、少し体の不自由な義理の父でも乗りやすそうだと思いました。

あと妻が、「内装がシックな感じですごくおしゃれな車だ」と言っていましたね。

※G、Tにパッケージメーカーオプション。本商品にはシャープ株式会社のプラズマクラスター技術を搭載しています。プラズマクラスターロゴおよびプラズマクラスター、Plasmaclusterはシャープ株式会社の登録商標です。

ご夫婦でサーフィンを嗜む森田さん。eKクロス スペースの荷室の広さにも感心していた。ご夫婦でサーフィンを嗜む森田さん。eKクロス スペースの荷室の広さにも感心していた。
----:エクステリアのデザインについてはいかがですか?

森田さん:この『eKクロス スペース』はすごくかっこいいですね。フロントグリルは特にインパクトがありますよね。アウトドアにも向いていそうなイメージですが、それだけではなく街乗りをするにしても、かっこいい!とみんなが見るのではないかというデザインですね。妻も、今乗っている車が気に入っていないわけではないんですが、「自分の車にするならこちらがいい」と言っていました(笑)。

----:ご夫婦でサーフィンを楽しむということでしたが、やはり荷物がどれだけ積めるかというのがクルマ選びの決め手になるのでしょうか。

森田さん:そうですね。いつも積んでいるのは、だいたい2mほどのサーフボードですが、ウインドサーフィンの場合はセールやマストも積みます。さらにウエットスーツやライフジャケットなどの道具もありますが、この『eKクロス スペース』なら1セットは積載できるので十分なスペースがあることがわかりました。ラゲッジルームが撥水シート生地に加えて樹脂仕様のラゲッジボードとPCV(塩化ビニール)仕様の後席シートバックが設定(※)されていますので、汚れたものを入れたりするときにありがたいですね。

※G、Tにパッケージメーカーオプション。

----:マイパイロットを試すことはできましたか?

森田さん:この手の機能を使うのは初めてだったのですが、中央高速の大月あたりから高尾近辺までの長い距離をずっと使いました。最初は慣れるまで、自分の感覚とクルマが認識する車線にわずかにずれがあったので気になりましたが、一度大丈夫と感じた後は、もうずっとおまかせでした。前のクルマに近づくと自然に減速してくれて、いなくなればまた加速もしてくれるので本当にラクでした。こういう先進的な機能は使ってみないとわからないものですね。

「こんなに色々な生活にマッチしたクルマがあるとは」と感動したと話した森田さん「こんなに色々な生活にマッチしたクルマがあるとは」と感動したと話した森田さん
----:出発の際、デジタルルームミラー(マルチアラウンドモニター表示機能付)(※)にも驚かれていましたね。実際に使ってみて、いかがでしたか?

森田さん:これも初めてだったんですが、クリアに見えるので乗っていてすごく安心しました。普通のルームミラーだと光の加減によってたまに見づらい時がありますが、それもありませんでした。夜間やトンネルの中に入った時でも全然気にすることなく見えますね。違和感も全くありませんでした。

※G、Tにパッケージメーカーオプション。

----:軽自動車は初めて、とのことでしたが、試乗した後で見え方は変わりましたか?

森田さん:こんなに色々な生活にマッチしたクルマがあるんだなと思いました。普通車と同じように走りますし、乗り降りはラクだし、物は積めるし、こんな素晴らしいクルマはないというくらい。軽自動車は小さいから機能も少ないクルマだと言うイメージを持っていたんです。でも逆に、普通車が持っていない機能もすべて兼ね備えているように感じました。これからはこういうクルマを選ぶのが良い選択なのかなと思いました。

eKスペースに試乗…西田さん「軽自動車もここまで進化しているんだ!」

三菱 eKスペースと西田玄さん三菱 eKスペースと西田玄さん
----:西田さんは、これまで軽自動車にはネガティブなイメージがあったそうですが、今回じっくりと『eKスペース』に試乗してみていかがでしたか?

西田さん:今まで乗った軽自動車のイメージは、ベタ踏みでも加速しない、うるさいというイメージでした。でも、今回試乗した『eKスペース』は、NA(自然吸気エンジン)でしたけどアクセルをベタ踏みするようなシチュエーションもなく、本当に普通のクルマとして使いやすいんだ、というのが正直な印象です。首都高速も走りましたが、アクセルをベタ踏みする機会はありませんし、軽自動車の中では音も静かだと思います。

----:生まれたばかりのお子様も乗せてのドライブだったそうですが、室内空間やスライドドア、後席の使い勝手などはいかがでしたか?

西田さん:チャイルドシートに子供を乗せる場合、一般的なクルマだとまず後部ドアを開いて車内に一旦乗り込むような姿勢で赤ちゃんを乗せなければいけないですが、『eKスペース』は後席を一番前までスライドさせれば、スライドドアの開口部が広いこともあって、チャイルドシートがまるまる全部見えている状態になるんです。室内高も高いから、かがむ必要もないですし、子供の頭をドアにぶつけたりする心配もないので、すぐに乗せてあげられるのはラクでした。

普段カーシェアで使う普通車は、5人乗り(後席が3人乗り)なので、後席の端にチャイルドシートをセットしています。そうすると妻は子供を近くでケアするために真ん中の席に座るんですが、やっぱり窮屈そうなんですよ。『eKスペース』は後席が2人乗りだからゆったり座りながらも子供と距離が近くて、お互い安心できるのが良いですね。それからチャイルドシートをかなり前までスライドできるので、運転席から子供の顔も見やすくて、手が届くし、それでも私自身も全然窮屈じゃないのはすごく良かったです。あと、暑い日でもリヤサーキュレーター(プラズマクラスター付)(※)があれば後席がすぐに冷えるのはありがたいですね。

※G、Tに標準装備。

「小さな子供が居ても使いやすくて安心」と話した西田さん「小さな子供が居ても使いやすくて安心」と話した西田さん
----:奥様からの評価はどうでしたか?

西田さん:どこに何を置いたか忘れちゃうぐらい収納が色々な所にたくさんあったのが良かったと言ってます。停車中ならシート背面のテーブルに赤ちゃん用のガーゼや携帯電話みたいなちょっとしたものを置いておけますし、ラクですよね。助手席シートアンダートレイ(車検証入れ付)も、「ここは靴が入れられる」とか「ティッシュ箱も置ける」とか話してましたね。手が届くところにすべてがある、という感じが良いと思いました。

----:内外装のデザインはどんな印象でしょうか。

西田さん:華美すぎることもなく、かといって安っぽさも感じない、綺麗なクルマという印象です。今回は『eKスペース』でしたが、『eKクロス スペース』の方はちょっと男心、遊び心をくすぐるような顔がいいなと思いますね。子供が大きくなって一緒にアウトドアに行ったり…とか考えると『eKクロス スペース』を選ぶのもありだと思います。

インテリアは、まず前方視界の良さに驚きました。Aピラーの所にガラスが入っていて見やすいですし、自分自身の座っている位置が高く先を見通せるので乗りやすく感じました。デジタルルームミラーも良いですね。荷物を目いっぱい積んでしまっても、妻が後席に座っていても後ろが見えるので安心感があります。

----:「視界」で言えば、今回はショッピングモールにも行かれたそうですが、駐車の際などの取り回しはいかがでしたか?

西田さん:マルチアラウンドモニター(移動物検知機能付)(※)が便利でしたね。上から見たイメージを映してくれるのでどう入っているのか、どう動かせばいいかが分かりやすい。あと、メーター内に車輪の向きを表示してくれるので、今どっちにタイヤが向いているかを確認しながら駐車できるのは扱いやすさを感じました。

※G、Tにパッケージメーカーオプション。

「軽自動車もここまで進化しているんだ、と驚いた」と話した西田さん「軽自動車もここまで進化しているんだ、と驚いた」と話した西田さん
----:マイパイロットを試すことはできましたか?

西田さん:何度か使ってみました。初めてこういう機能を使いましたが、長い直線があるような高速道路ではとてもラクなのだろうと感じました。首都高でもガクガクしたりすることなく、快適に使えました。ステアリングが自動で動くのは驚きましたが、ちゃんと車線の真ん中を走ろうとするんですね。カーブでも車線に沿って走るので感動しました。そのとき、妻は後席に乗っていたんですが、「いまマイパイロットを使っていたよ」と話しても、あ、そうなのという感じで違和感はなかった様子でした。もしかしたら私の運転の方が雑だからかもしれませんが(笑)。

----:ズバリ、『eKスペース』は「買い」ですか?

西田さん:妻の財布の紐が緩めば…ですが(笑)。NAでも走りに全く不満はありませんでしたし、家族を乗せることを考えると安全機能もしっかり付いているというのは大きなメリットですね。軽自動車もここまで進化しているんだ、と驚いたのが正直なところです。今回の試乗で軽自動車に対する見方はかなり変わりました。「今すぐ買います!」とは言えませんが…新たな選択肢ができたな、と素直に思っています。

軽自動車のイメージが大きく変わった

三菱 eKクロス スペースのインテリア(プレミアムインテリアは、G,Tにパッケージメーカーオプション)三菱 eKクロス スペースのインテリア(プレミアムインテリアは、G,Tにパッケージメーカーオプション)
今回『eKクロス スペース』と『eKスペース』に試乗したお二人(+奥様)に共通したのは、日常に近い試乗体験をしてみたことで「軽自動車のイメージが大きく変わった」という意識の変化だった。「軽自動車は走らない」「室内がうるさい」「小さくて使い勝手が悪い」といった漠然としたネガティブなイメージが、最新の『eKクロス スペース』『eKスペース』と長時間を共にすることで払拭されたようだ。

また、マイパイロットやデジタルルームミラー、マルチアラウンドモニターといった先進安全装備や支援機能についても、初めて触れてみてその価値や使いやすさに驚き、普通車並みかそれ以上のクオリティを軽自動車が実現していることに感心していた。

実際に使ってみなければわからない“気づき”が、『eKクロス スペース』と『eKスペース』には満載されている。コンパクトで使い勝手の良いクルマを検討しているなら、ぜひ一度その目で確かめていただきたい。今回試乗したお二人のように、新たな発見がきっとあるはずだ。

eKクロス スペース/eKスペースの詳しい情報はこちら

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. トヨタ RAV4 新型、PHEVのEV航続は150km
  3. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  4. スバルマークの方が似合う? 新型ダイハツ『ムーヴ』のスバル版にSNSも注目!
  5. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る