万博記念公園、自動運転EVバスの実証開始へ 対話型アバター搭載で新たな移動体験を提供

搭載ディスプレイ(車両内搭載イメージ)
搭載ディスプレイ(車両内搭載イメージ)全 3 枚

三井物産、パナソニック、凸版印刷、博報堂、JR西日本の5社は、万博記念公園(大阪府吹田市)にて、自動運転車両を活用した次世代型モビリティサービスの実証試験を共同で実施する。

【画像全3枚】

実証実験に使用するのは、羽田イノベーションシティなど、国内外で走行実績のある、ハンドルのない自律走行バス「NAVYA ARMA(ナビヤ アルマ)」。仏Navya社製のNAVYA ARMAは、11人乗りのEVバス。GPSなどで自車位置を測定し、3D LiDARなどで障害物を検知して、あらかじめ設定したルートを低速で自律走行。手動による運転時は通常のハンドル・ブレーキと異なる特別な装置で操作する。

今回、このARMAにパナソニックが開発中の透明ディスプレイを搭載。透過して見える公園や庭園の風景と、ディスプレイに映し出される対話型アバターや多言語対応型アバターによるガイダンス映像を折り重ねて見ながら移動することで、楽しみながら学べるエデュテイメント(エデュケーション+エンターテイメント)を新たな移動体験型サービスとして提供する。

当初は、今年50周年となる1970年万博の開催期間に合わせ、今年9月の実施予定だったが、新型コロナウィルス(SARS-CoV-2)の影響を受けて延期を決定、その後の検討した結果、10月23日より実施することで合意、決定した。

実証期間は10月23日から11月16日の金、土、日、月、計16日で、2つの走行ルートを用意する。「パビリオンルート」(約20分)では、1970年万博のパビリオン跡地を巡りながら、対話型アバターにより、50年間の進歩と調和の変遷、そして2025年万博の未来も垣間見られるタイムマシン型エデュテイメントを提供する。「日本庭園ルート」(約30分)では、公園内の日本庭園を題材とし、多言語対応(日英中韓)型アバターにより、その背景にある歴史や文化を、ストーリー性あるガイダンスで楽しく学んでもらう。

今回の実証により、1970年万博や万博記念公園の持つ魅力や潜在価値を引き出し、万博記念公園のさらなる活性化の実現可能性を検証し、本サービスの実装を目指していく。

《纐纈敏也@DAYS》

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