阪堺電軌が10月1日に運賃改定へ…普通運賃は全線均一230円に、定期運賃も均一制に

阪堺電車の最新超低床電車1101形。
阪堺電車の最新超低床電車1101形。全 5 枚

国土交通省近畿運輸局は9月14日、大阪府の阪堺電気軌道(阪堺電軌)からの旅客運賃変更認可申請を認可したと発表した。10月1日に運賃改定が実施される予定。

阪堺電軌は、阪堺線(恵美須町~浜寺駅前)と上町線(天王寺駅前~住吉)からなる計18.3kmの路線を持つが、大阪市内と堺市内の普通運賃がそれぞれ1乗車210円の均一制となっており、両市を跨る場合は合算額から130円を引いた運賃が適用されている。

6月30日に阪堺電軌から出された申請によると「赤字経営が常態化している状況である」などとして、普通運賃を全線250円均一にするとされており、この額が認可されているが、認可日に230円均一に変更する旨が近畿運輸局長に報告されたという。

このほか、対キロ制となっている定期運賃については、1か月用の場合、通勤が9660円均一、通学が5500円均一となる。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  3. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  4. BMW、カーボン素材を天然繊維複合素材に置き換え、量産車に採用へ
  5. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る