九州新幹線西九州ルート武雄温泉-長崎間は2022年秋頃の完成・開業に…地上設備へ工事が移行

嬉野(うれしの)温泉駅(仮称)付近の建設現場。
嬉野(うれしの)温泉駅(仮称)付近の建設現場。全 3 枚

独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構)とJR九州は9月24日、九州新幹線西九州ルート武雄温泉~長崎間の完成・開業時期が2022年秋頃となる見通しになったことを明らかにした。

【画像全3枚】

同区間は2008年3月、スーパー特急方式により武雄温泉~諫早間の建設がスタート。2012年6月には武雄温泉~長崎間66km全線がフル規格に格上げされ、およそ10年後の完成を目途に工事が進められてきた。

現在、用地取得率が99%、土木工事着手率が100%となっており、工事は軌道や電気、駅舎建築といった地上設備へ移行している段階。鉄道・運輸機構では工事完了後の施設検査や走行試験、乗務員の訓練運転、国土交通省による完成検査などに要する時間を勘案し「今後の工事スケジュールが見通せる時期となりました」として、今回の発表に至った。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの米国ミニバンが「エスティマ難民」の受け皿に? 新型発表で高まる「日本導入」への期待
  2. コンパクトカーやミニバンにも対応! ソフト99の布製タイヤチェーン「モビルシュシュ」普通車サイズを拡充
  3. “変な”ジャパンモビリティショー2025、失望と希望…海外報道
  4. 日産のピックアップトラック『ナバラ』が新型に、三菱『トライトン』と基本共用…フロントは専用デザインに
  5. 『ハイエース』ベースのキャンピングカー「ネクストアーク」、398万円で限定5台販売へ…お台場キャンピングカーフェア2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る