自動運転車の公道実証実験、道路使用の許可基準を改訂 警察庁が通達

トヨタの自動運転車、e-Palette(参考画像)
トヨタの自動運転車、e-Palette(参考画像)全 1 枚

警察庁は、自動運転の公道実証実験について道路使用許可基準の改訂を全国の警察に通達した。

自動運行装置を使用して車両を走行させる場合も道路交通法上の運転で、装置が適切に作動している場合、運転者は常に前方や周囲の状況を確認してハンドルを操作することが不要となる。このため、監視・操作者に係る規定を改訂する。特別装置自動車の公道実証実験についての道路使用許可申請も合理化するなど、改訂する。

具体的には、自動運行装置の使用条件で同装置を使用して走行させる場合、監視・操作者は、実験車両が走行している間、直ちに必要な操作を行うことができる状態を保持していれば、常に実験車両の周囲や走行する方向の状況、実験車両の状態を監視する必要はないこととする。

これまで、特別装置自動車の公道実証実験では、一つの実験でも、実験車両を手動で走行させる場合、実験車両を自律的に走行させる場合それぞれについて道路使用許可を受けなければならなかった。今回、許可基準を改訂して、これら2つの場合を合わせて道路使用許可1件にする。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  3. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
  4. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  5. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る