初代「くまもん」ラッピング電車が引退…熊本電鉄の元都営6000系 11月27日限り

2014年、初代の「くまもん」ラッピング電車として運行を開始した当時の6221ef+6228A編成。このうち6221号は、フレームに「CFRP」と呼ばれる炭素強化プラスチックを使った川崎重工業製の「ef WING」という台車に交換されたことから、車号が6221Aから6221efに変更された。
2014年、初代の「くまもん」ラッピング電車として運行を開始した当時の6221ef+6228A編成。このうち6221号は、フレームに「CFRP」と呼ばれる炭素強化プラスチックを使った川崎重工業製の「ef WING」という台車に交換されたことから、車号が6221Aから6221efに変更された。全 3 枚

熊本県の熊本電気鉄道(熊本電鉄)は9月29日、6000形による初代「くまもん」ラッピング電車が11月27日限りで引退すると発表した。

【画像全3枚】

6000形は、都営地下鉄三田線で運用されていた6000系のうち、1995年から2001年にかけて先頭車のみを譲り受け、ワンマン仕様の2両編成とした車両で、1968年製の6100形と1972年製の6200形が在籍する。

総勢5編成10両が入線しているが、2018年11月には初期の6101A+6108A編成が廃車。今回は熊本県のPRマスコットキャラクター「くまもん」がラッピングされていた6221ef+6228A編成が引退することになり、最終日には藤崎宮前~御代志(みよし)間で終日運行される予定。

この引退を記念して、10月27日からはヘッドマークを掲出。11月22日には北熊本駅(熊本市北区)の車庫で9~12時に撮影会を、13時30分~16時30分に運転体験(要申込、定員8人、参加費用1万円)を実施。引退記念乗車券(1000円)や各種グッズも発売される。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 中国製高級ミニバンが日本初上陸、『ZEEKR 009』を国内販売へ…ジャパンモビリティショー2025
  2. マツダの新型SUV『EZ-60』が250万円スタート…10月に盛り上がった口コミ記事ベスト5
  3. 60fpsの超滑らか映像、“全部入り”純正ミラー交換型デジタルルームミラーが登場
  4. 新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…土曜ニュースランキング
  5. ついに巨大グリルがなくなる!? ガソリンエンジン搭載BMW『M3』次期型、ノイエクラッセ採用で2027年登場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る