VWとウーバーと提携… ゴルフEV をライドシェアサービスに運用開始

フォルクスワーゲン e-ゴルフ
フォルクスワーゲン e-ゴルフ全 4 枚

フォルクスワーゲン(Volkswagen)は9月25日、ウーバー(Uber)と提携を結び、ウーバーのライドシェアサービスにEVを使用するパイロットプロジェクトを、ドイツ・ベルリンで開始した、と発表した。

このパイロットプロジェクトには、フォルクスワーゲン『ゴルフ』のEV、『e-ゴルフ』を活用する。すでにフォルクスワーゲンは2018年から、eゴルフを独自のカーシェアリングサービスの「WeShare」に利用している。今後、ウーバーのドライバーが、車両をeゴルフに切り替えることにより、数百台規模のeゴルフがライドシェアサービスに使われるようになることを想定している。

フォルクスワーゲンは、ウーバーとの提携を通じて、カーボンニュートラルなEVで都市部の大気の改善を支援する。また、ライドシェアサービスでEVを継続的に運用することにより、将来の車両に使用できる貴重なノウハウを蓄積していく。

フォルクスワーゲンブランドは、電動化戦略の一環として、2022年までにすべての主要な車両セグメントにEVを設定する計画だ。フォルクスワーゲンは、今後数年以内に、e-モビリティの世界市場におけるリーダーになることを目指している。フォルクスワーゲンブランドは2025年には、年間150万台のEVを生産することを見込む。

また、ウーバーは2040年までに、ゼロエミッションモビリティプラットフォームを導入する予定だ。すべてのサービスを、ゼロエミッション車、公共交通機関、マイクロモビリティ製品を使用して提供することを目指している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 狭い道! 制限1.9mだが何かがおかしい…東京都小金井市
  2. ポルシェ、新型『911カップ』発表…520馬力にパワーアップ
  3. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  4. 4億円オーバーのV12エンジン搭載「完全アナログ」なハイパーカー登場!
  5. 「リアウィンドウがない」のが斬新と評価! ポールスター『4』がデザイン賞の最高賞に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る