BMW 4シリーズ 新型に頂点、 M4 新型は510馬力…北京モーターショー2020で発表

標準仕様は480hp+ 6速MT

コンペティションは510hp+8速Mステップトロニック

縦長デザインのフロントグリル

M専用のセットアップボタン

BMW M4クーペ新型(北京モーターショー2020)
BMW M4クーペ新型(北京モーターショー2020)全 33 枚

BMWの高性能車部門のBMW Mは9月26日、中国で開幕した北京モーターショー2020において、新型『M4クーペ』(BMW M4 Coupe)の実車をワールドプレミアした。

【写真】BMW M4 クーペ 新型(全33枚)

標準仕様は480hp+ 6速MT

同車は、BMW『4シリーズクーペ』新型がベースの高性能なMモデルだ。パワートレインには、最新のBMW Mツインパワーターボテクノロジーを採用する。このエンジンは、「S58」型と呼ばれる直噴3.0リットル直列6気筒ガソリンツインターボユニットだ。

BMW Mの他の高性能モデルと同様に、新型M4クーペには、2つのパフォーマンスレベルが用意される。標準仕様は、最大出力が480hp/6250rpm、最大トルクが56.1kgm/2650~6130rpmだ。トランスミッションは6速MT。BMWによると、純粋なパフォーマンス体験と、車両をダイレクトに操る感覚を好む顧客にとって、マニュアルトランスミッションモデルのバリエーションは、このセグメントでユニークな設定になるという。

動力性能は、0~100km/h加速が4.2秒、最高速が250km/h(リミッター作動)。オプションの「Mドライバーズパッケージ」では、最高速が290km/h(リミッター作動)に引き上げられる。BMW M4クーペ新型(北京モーターショー2020)BMW M4クーペ新型(北京モーターショー2020)

コンペティションは510hp+8速Mステップトロニック

さらなる高性能を求める顧客には、「コンペティション」を設定する。直噴3.0リットル直列6気筒ガソリンツインターボエンジンは、最大出力が510hp/6250rpm、最大トルクが66.3kgm/2750~5500rpmに高められた。トランスミッションは「ドライブロジック」を搭載した8速「Mステップトロニック」を組み合わせる。

動力性能は、0~100km/h加速が3.9秒、最高速が250km/h(リミッター作動)。オプションのMドライバーズパッケージでは、最高速が290km/h(リミッター作動)に引き上げられる。

新型M4クーペにはまず、後輪駆動モデルが用意される。2021年夏以降、4WDの「M xDrive」が初設定される。M xDriveは通常状態ではFRを基本にしながら、路面状況や走行状態に応じて、4WDに変化する。

タイヤサイズは、フロントが275/40ZR18、リアが285/35ZR19。「Mコンパウンドブレーキ」は、フロントが6ピストン、リアがシングルピストンだ。前後ともに「アダプティブMサスペンション」が組み込まれる。BMW M4クーペ 新型BMW M4クーペ 新型

縦長デザインのフロントグリル

ベース車両の新型4シリーズクーペと同様、縦長デザインのフロントグリルが採用された。ただし、グリルの内部は、新型4シリーズクーペのメッシュパターンから、新型M4クーペでは横バーを配した専用デザインに変更された。フレームレスのキドニーグリルと、その両側の大型エアインテークが空気の流れを最適化するとともに、高性能エンジンの冷却性を高めている。

フロントフェンダーには、エアダクトが追加された。前後バンパーやサイドシルは、エアロダイナミクス性能を追求した専用デザインだ。フロントバンパーの両サイドには、エアカーテンと一体化されたフリックが付き、高速域でのエアロダイナミクスを追求している。

リアスポイラーや4本出しで直径100mmのMテールパイプを組み込んだディフューザーも装備される。エグゾーストシステムには、電子制御フラップが付き、スポーティなサウンドを発生する。軽量化のために、フィンを備えたカーボンファイバー製ルーフが採用された。オプションで、「Mカーボンエクステリアパッケージ」が選択できる。BMW M4クーペ 新型BMW M4クーペ 新型

M専用のセットアップボタン

インテリアは、人間工学に基づいて最適化されたスポーツカーのコックピットとした。新開発の「Mスポーツシート」は、ファイングレインメリノレザー仕上げだ。オプションで、新しい「Mカーボンバケットシート」が選択できる。

エンジン、シャシー、ステアリング、ブレーキシステムを設定するM専用のセットアップボタンが備わる。仕様に応じて、M xDrive、「ギアシフトアシスタント」、トラクションコントロールなどが、ステアリングホイールのMボタンで切り替えられる。

また、Mモードボタンにより、先進運転支援システム(ADAS)、メーターディスプレイ、オプションのヘッドアップディスプレイの設定をカスタマイズできる。この設定は、「ROAD」と「SPORT」の2種類のモードが標準だ。オプションの「M Drive Professional」を選択すると、サーキット向けの「TRACK」モードが追加される。

《森脇稔》

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