フロンテやミニカ、サンバーなどが集結…昭和平成の軽自動車展示会

昭和平成の軽自動車展示会
昭和平成の軽自動車展示会全 26 枚

埼玉県羽生市にある農林公園「キヤッセ羽生」で10月4日、「昭和平成の軽自動車展示会」とアンダー1000ccの集いが行われ、懐かしい軽自動車から少し新しめのスモールカーなどが集まった。

5月に開催予定されていたが、コロナ禍でこの10月に延期されたもの。基本は軽自動車の集まりだが、ほとんどの旧車イベントが中止となったこともあり、今回は主催者(日本旧軽車会)の計らいで軽以外の日産『スカイラインGT-R』や『ブルーバード』などの普通車も参加した。

この日の中心は、排気量が360ccだったころの軽自動車。2代目のスズキ『フロンテ』は昨年に続いて愛媛県から片道1100kmを下道でやって来たというから恐れ入る。同型のフロンテは山形(こちらも下道で)、埼玉からも参加。LC10型が3台集まるのは今や珍しい光景ではないだろうか。『フロンテクーペ』と『セルボ』も合わせて10台が集まり、”2スト談議”に花が咲いていた。

ホンダ勢も『N360』や『Z』『ライフ』『ステップバン』『バモスホンダ』などが参加。いずれも小さなボディに様々なアイデアを盛り込んだミニカーばかりだ。ノッチバックでリアトランクを持つ初代三菱『ミニカ』や初代ダイハツ『フェロー』はほとんどオリジナル性を保持。三角窓とセンターピラーのない、フルオープンの『フェローMAX』ハードトップの姿もあった。

このほかにもスバル『サンバー』や『レックス』、スズキ『マイティボーイ』『ジムニー』『カプチーノ』、ホンダ『ビート』、ダイハツ『ミラ・ウォークスルーバン』など、かわいらしい車が並んだ。軽自動車ではないが、超レアだったのはアメリカ製のコンパクトオープンであるAMC『ナッシュ・メトロポリタン』。右ハンドルにオートマ仕様なのは、オリジナルパーツがないため”中身”をダイハツ『テリオスキッド』に換装したということで2度びっくりであった。

《嶽宮 三郎》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 車内すっきり! ワンタッチでCarPlayがワイヤレスに、「OTTOCAST MINI」発売
  2. アストンマーティンの新型『ヴァンテージS』がSNSで話題に、「これで攻めたら絶対楽しい」「乗れる男になりたい」など期待の声
  3. カーボンで武装した“走り”のロールスロイス、英アーバンが約9000万円で発売へ
  4. 劇的に流麗! アウディ『Q3スポーツバック』新型に備えよ
  5. ポルシェデザインのタワマンは最高72億5000万円、アジア初バンコクの物件が日本発売へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
ランキングをもっと見る