【マツダ MX-30】丸本社長「マルチ電動化技術を加速」…RE発電機のモデルは2022年前半から

マツダMX-30と丸本明社長(2019年10月)
マツダMX-30と丸本明社長(2019年10月)全 7 枚

マツダは10月8日、丸本明社長や開発責任者がオンラインで記者会見し、新型コンパクトSUV『MX-30』のマイルドハイブリッド車(HV)を同日に国内で発売すると発表した。

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欧州で9月に売り出している電気自動車(EV)モデルについては、日本では2021年1月に発売する計画だ。会見で丸本社長は、欧州でのEVモデルの受注が約1か月間で5200台になったことを明らかにした。同社初の量産EVとしては順調な出足であり、「エクステリアのデザインなども評価いただいている」(丸本社長)という。

マツダは環境対応策として、需要地のエネルギー事情などに応じ、地域に適したモデルを投入する「マルチソリューション」の方針に基づく技術開発を進めている。2030年には全ての生産車両を何らかの電動化とする計画も打ち出している。

マツダでは、ロータリーエンジン(RE)を発電機として搭載し、レンジエクステンダー仕様のEVやプラグインハイブリッド車(PHV)などとして展開する技術開発に取り組んでいる。丸本社長は、バッテリーEVやマイルドHV、REを発電機とする各種モデルを合わせて「マルチ電動化技術」と指摘し、RE搭載モデルについては「スモール商品群では(MX-30以外の)他の商品への展開も含め、2022年前半から順次市場投入する」との計画を公表した。

一方、新開発したMX-30のマイルドHVシステムは、2.0リットルの直噴ガソリンエンジン「SKYACTIV-G 2.0」とモーターなどを組み合わせている。加速時に必要なトルクのアシストなどに使うモーターは最高出力6.9PS(5.1kW)、バッテリーは電圧24Vのリチウムイオン電池9個を採用し、総容量は10Ahとした。丸本社長は、今後はこうした電動化技術について「『e-SKYACTIV』の名称を付け、取り組みを加速していく」と述べた。

また、MX-30については「もっと自由な発想でクルマを使いたいと願うお客様をマツダブランドにいざない、ブランドの幅を拡げるモデル」と、顧客層の拡大を担う戦略車種との位置付けを示した。

《池原照雄》

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