あいおいニッセイ同和損保 電磁誘導線による自動運転車に保険を提供

電磁誘導線を使った自動運転車
電磁誘導線を使った自動運転車全 1 枚

あいおいニッセイ同和損害保険は10月9日、日本工営が運営をサポートする「道の駅 かみこあに」(秋田県北秋田郡上小阿仁村)での電磁誘導線を活用した自動運転車に自動車保険の提供を開始したと発表した。

今回、採算性を確保しながら地域交通課題の解決を図るための自動運転サービス向け商品開発を検討していたあいおいニッセイ同和損保と、低廉な自動車保険を求めていた日本工営とのニーズが合致した。「道の駅 かみこあに」を拠点とした電磁誘導線を活用した自動運転サービスで使用する車両に、走行環境や運行形態などのリスク実態に合わせ、自動車保険の割引を適用して提供する。

道の駅「かみこあに」を拠点とした自動運転サービスでは、低速自動運転車両が路面に敷設された電磁誘導線の磁力を感知して、既定ルートを走行する。あいおいニッセイ同和損保は、走行環境や最高速度が限定されることによるリスク削減効果を踏まえ、リスク実態に合わせた低廉な保険料を実現、保険面から運営をサポートする。

あいおいニッセイ同和損保は、低廉な保険料の提供を通じて、電磁誘導線を活用した自動運転サービスの普及をサポートしていく。テレマティクス自動車保険で培ったデータ分析技術や、安全運転メカニズムを解析するノウハウなどを活用して社会の要請に対応していく。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  2. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  3. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  4. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  5. 「盤石シャシー」に「戦甲車体」採用、ワイルドすぎるオフロードSUVが1時間で9700台受注の人気に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る