私鉄の特急も地域の特産品を輸送…東武『スペーシア』で実験 10月17日

地域の特産品を輸送する取組みはJR東日本の新幹線で実施されているが、東武でも特急を活用して実験が行なわれることになった。
地域の特産品を輸送する取組みはJR東日本の新幹線で実施されているが、東武でも特急を活用して実験が行なわれることになった。全 3 枚

東武鉄道(東武)は10月13日、100系特急用車両『スペーシア』を利用した地域特産品の輸送実験を10月17日に実施すると発表した。

これは同日に東京スカイツリータウン(東京都墨田区)で開催される「Welcome to Tochigiイベント」に合わせて、鬼怒川温泉6時41分発の特急『スペーシアきぬ110号』で実施されるもの。

鬼怒川温泉駅では温泉湯、7時19分発の新鹿沼駅では栃木県産の「にっこり梨」や地ビール「麦太郎」、きのこといった特産品をそれぞれ積み込み、8時46分着のとうきょうスカイツリー駅まで輸送。これらの特産品は、東京スカイツリータウンの「とちまるショップ」で10時30分から開催されるイベントでPRされる。

東武では「今回の実験を踏まえ、沿線での地域イベントや商業施設等への展開など、地域の活性化を目的とした地域特産品等の鉄道輸送について検討を進めてまいります」としている。

『スペーシアきぬ110号』による特産品輸送のイメージ。『スペーシアきぬ110号』による特産品輸送のイメージ。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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