軽自動車からハイエース、さらにはプラドなどの4WDモデルにまで適応範囲を広げるMIDの人気モデル「ガルシア シスコ」。同モデルにブラックムーン エディションが新登場。セミグロスブラックのセンターパッケージがチョイ悪イメージを盛り上げてくれる。
漆黒のセンターパッケージを備え
ブラックムーン エディション誕生
新たにガルシア シスコ ブラックムーン エディションをデビューさせたMID(マルカ・インテリジェント・デザイン)は日本最高峰のエンジニアを招聘して、デザインから設計、開発、品質管理までを見直し、世界基準の品質と安全性、美しさを求めた商品開発を狙った取り組み。日本によるデザインに加え、安全面でも万全の態勢を取り、JWLや、VIAの強度テストを国内で実施するこだわりぶり。ジャパンクオリティの品質管理も徹底するのが魅力にもなっている。
そんなMIDの多彩なラインアップの中でもガルシアブランドはオフロードテイストを思わせる無骨でアグレッシブなデザインを特徴とする。4WDの足まわりからハイエース、軽カーにまでフィットする存在感あるデザインが特徴のブランドだ。
ではあらためてガルシア シスコについて紹介して行くこととしよう。脱着可能なセンターパッケージを備えて、2つのフェイスを楽しめるホイールとして人気のMIDのガルシア シスコ。ジムニー、ハスラー、N-BOX、スペーシアギアを始めとした軽自動車への幅広いニーズに加えて、ハイエースやプラドへの対応サイズを用意してワイドレンジなユーザー層にピタリと決まるモデルとなっている。
無骨さとアグレッシブさを両立した、『ガルシアシスコ ブラックムーンエディション』
そんなガルシア シスコに新たな派生モデルとして登場したのが今回紹介する“ブラックムーン エディション”だ。従来モデルからラインアップされているセミグロスブラックのホイール本体に対して、新作となるセミグロスブラックのパッケージを加えた漆黒のデザインが最大の特徴。“チョイ悪”イメージの足もとを気取るにはぴったりのブラックにこだわった特別モデルとなった。
センターパッケージのデザインは、従来モデルでオプション設定されていたシンプルなディスク形状を採用しているが、カラーリングはブラックムーン エディション専用のセミグロスブラックを採用。緩やかなラウンド形状のセンター部を作ることでクラシカルテイストを引き出せるのが特徴のディスクをセミグロスブラックで仕上げ、独特のムードを作る。しかも同エディションにはセンターパートを取り付けるためのビスとしてメッキビスに加えて5色のカラービス(黄色、オレンジ、赤、青、緑)が用意されるのにも注目。セミグロスブラックのセンターキャップに対して差し色を加える遊び心満点のアレンジを施すことも可能だ。
ホワイトレターっぽさやホイールのアウトラインを魅せるのに有効だ
さらにブラックムーン エディションのもうひとつの“特別”はリムステッカーの同梱だ。「BLACK MOON」のロゴがかたどられたステッカーでリム部やセンターディスクに貼るなど、好みの場所に貼り付けてブラックムーン エディションならではの、もうひとつのアイキャッチポイントを作ることができるのも魅力。ホワイトレターイメージのコーディネートや、ホイールのアウトラインを明確化する狙いで貼り付けても良いだろう。
立体感を強調するセンターパートなど
足もとに存在感を与えるデザインを込める
ガルシア シスコのデザイン的な魅力をあらためて紹介しておこう。ベースとなるホイールにボルト2本で脱着できるセンターパッケージを備えた構造なのが特徴。
セミグロスブラックの“チョイ悪”イメージをアピール出来る作り
ベースとなるホイールデザインはセンターパートに複数の丸穴形状を備えたディスク面を持ち、リム側の外周部にウインドウ形状に穿たれた長穴形状を備えるというデザイン。リム側に対して一段盛り上がったディスク面を持ち、凹凸感と奥行きを感じさせるデザインが魅力。リム内側にはポリッシュを施すリムヴァーレイポリッシュとし、リム部分とディスク部分を明確に分離する視覚効果を引き出しているのも見どころだ。立体的な変化に富んだデザインは軽カーサイズの小径モデルでもかなりの存在感を発揮できるのが魅力。またクロカン4WDなどの無骨な足まわりにもフィットする力強いデザインでもある。
付属のステッカーを貼ることで目を惹くアイキャッチを作る事が出来る
さらに、センターパッケージと呼ばれる脱着可能なディスクを備えているのも独特。センターパートをすっぽりと隠してしまうセンターパッケージは、ホイールのイメージを一変させることができる。先に紹介した丸穴もセンターキャップもすべてを覆い尽くすため、別物のホイールにいつでもイメージチェンジすることができる。
ブラックムーン エディションはこのパーツにセミグロスを採用。“より黒く見える黒”を追求して設定したのがセミグロスブラック。マットブラックは光が当たると白く見える角度があるため、あえて半艶であるセミグロスをホイール本体/センターパッケージに採用している。
センターパッケージを止めるビスは6色付属するので好みに合わせたコーディネイトが可能だ
軽自動車ユーザーをメインターゲットにしている同モデルだが、今回のブラックムーン エディションは中でもヘビーな足もとイメージを作るにも絶好の漆黒デザインなので幅広い車種に似合う。しかも、柔らかにラウンドするセンターパッケージを持つフォルムや、カラービスを使ったオシャレなアレンジも可能とし、硬派なユーザーのみならず女子受けする足もとを作ることも可能。
ハイエースに対応するサイズも用意されていて、無骨でマッシブな足下を作り上げる
街乗りをメインとするジムニーなどのクロカン系の足もとから、ホワイトレタータイヤとの組み合わせでハイエースの足もとを塊感ある漆黒のデザインで力強くドレスアップしたり、さらには女性ユーザーのN-BOXの足もとをカワイく彩るアレンジまで、いろいろな顔を楽しめるモデルとなった。