300SLのDNAを継承…メルセデスベンツ SL 次期型、AMG専用モデルとして開発か

メルセデスAMG SL63 次期型プロトタイプ(スクープ写真)
メルセデスAMG SL63 次期型プロトタイプ(スクープ写真)全 11 枚

メルセデスベンツが開発を進めていると見られる高級2ドアオープンカー、『SL』次期型の最新プロトタイプをカメラが捉えた。

現行型SLは2012年に発売、2016年に大幅改良が行われたが、発売から8年が経過し、同ブランドのラインアップでもっとも伸び悩んでいるモデルの1つと言われている。

これまでSLはメルセデスベンツブランドから発売されるSLと、高性能モデル「AMG SL」が設定されていたが、次期型では『AMG GT』同様にAMG専用モデルとして発売されることが濃厚となっている。

ダイムラーデザイン部門のボス、ゴードン・ワグナー氏はメディアへのインタビューで「プロポーション、表面処理面から300SLのDNAを継承する」と発言、ルーフはハードトップからファブリックルーフに変更されるなど、SLにとって大きな転換期となりそうだ。

メルセデスAMG SL63 次期型プロトタイプ(スクープ写真)メルセデスAMG SL63 次期型プロトタイプ(スクープ写真)
捉えた最新プロトタイプは、ルーフをハードトップ風にカモフラージュしているほか、フロントに5つのデュアルスポーク、リアに5つのシングルスポークがデザインされた異なるホイールを装着するなど、これまでのプロトタイプから変化が見られる。また四角形のクワッドエキゾーストパイプをインストールしていることから「AMG SL63」開発車両と思われる。

第2世代のAMG GTと同時に設計され、プラットフォーム、車軸アセンブリ、サスペンション、ステアリングシステム、48V電気アーキテクチャ、ハイブリッドパワートレインを共有すると見られる。

パワートレインは、3.0リットルV型6気筒エンジンを搭載、最高出力429psを発揮するAMG SL43、最高出力515psを発揮する4.0リットルV型8気筒を搭載するAMG SL63、最高出力604psを発揮するV8ツインターボ搭載のAMG SL63S、頂点には最高出力800psを発揮する4.0リットルV型8気筒+電気モーターを搭載するAMG SL73などのラインアップが予想されている。

新型車を最速スクープ『Spyder7』をチェック!

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ『スーパーEV』世界初公開へ、小型EVで「運転の楽しさ」提案
  2. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  3. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  4. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  5. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る