近江鉄道グループがバスとJR西日本を一体化したICOCA定期を導入へ…鉄道は見送り 2021年3月から

2019年、近江鉄道バスに納車された元西武バスの車両。ICOCA導入エリアは、近江鉄道バスが路線バスと一部路線を除くコミュニティバス、湖北バスが彦根営業所の路線バスとコミュニティバス。
2019年、近江鉄道バスに納車された元西武バスの車両。ICOCA導入エリアは、近江鉄道バスが路線バスと一部路線を除くコミュニティバス、湖北バスが彦根営業所の路線バスとコミュニティバス。全 3 枚

滋賀県の近江鉄道と子会社の湖北バス、JR西日本は10月15日、JR西日本の交通系ICカードICOCAを、2021年3月27日に近江鉄道バスや湖北バスに導入すると発表した。

これに伴ない、近江鉄道と湖北バスではバス定期券とJR西日本の鉄道用定期券を一体化したICOCAバス定期券を導入。合わせてICOCAポイントサービスも開始するとしており、ICOCA導入エリアでは紙の定期券や回数券が廃止され、大半の定期券がICOCAバス定期券へ移行する。

ICOCAポイントサービスについては、1か月に1000円以上のチャージ残高を利用した場合、1001円以上の利用額のうち15%をICOCAポイントとして翌月に付与するとしている。

なお、近江鉄道の鉄道線については、多額の設備投資を要することを理由にICOCA導入が見送られている。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. どこだ? 日産が7工場を閉鎖予定---可能性のある工場すべてをリストアップした
  2. もしも流行の「2段ヘッドライト」がなかったら…!? 一流デザイナーが斬新なフロントマスクを提案
  3. 地面が光る「埋込型信号」が日本初導入、「横断歩道がわかりやすくなった」効果に期待
  4. 東京外環道、千葉県内の4つのインターチェンジがETC専用に…9月2日から
  5. 高級車専用の屋内駐車場「コーンズ・リザーブ」、大阪南港に10月オープン
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る