丸紅、タイヤ自動摩耗計測技術を日本市場導入へ 米スタートアップと業務提携

減速帯(スピードバンプ)型のタイヤ自動摩耗計測機材。上部を通過する車両のタイヤ残溝を瞬時に計測
減速帯(スピードバンプ)型のタイヤ自動摩耗計測機材。上部を通過する車両のタイヤ残溝を瞬時に計測全 1 枚

丸紅は10月15日、米国でタイヤ自動摩耗計測技術を開発するTyrata社が開発したタイヤ自動摩耗計測機材について、日本市場への導入に関する業務提携契約を締結したと発表した。

丸紅は、本機材の国内展開に向けて実証実験を進め、2年以内を目途にサブスクリプションモデルを視野に入れたサービスの提供を目指す。

タイヤトラブルの主な原因は、空気圧の低下と摩耗によるもの。空気圧をモニタリングするサービスは多数提供されているのに対し、摩耗を自動的に計測する技術は未だ一般化されていない。自動運転を見据えた自動車のIoT化が加速するにつれ、メンテナンスの自動化が求められるようになり、タイヤの摩耗状況を自動でリアルタイムに計測する需要は今後さらに高まっていく。

Tyrata社は、米国デューク大学発の2017年に設立されたスタートアップで、独自に開発したセンサーとアルゴリズムによってタイヤの摩耗をリアルタイムに直接計測する技術を開発。丸紅は、従来のタイヤ販売に加え、新たなビジネスを模索する中で、独自の技術を持つTyrata社に着目し、今回の業務提携に至った。

丸紅は、本機材を日本へ導入し、物流会社との実証実験を通じて、タイヤ自動摩耗計測の需要やドライバーの安全性の向上、タイヤコストの削減効果といった検証を進めていく。検証後の国内展開開始の際には、Tyrata社と独占代理店契約を締結する予定だ。

《纐纈敏也@DAYS》

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