【スバル レヴォーグ 新型】飛行機に車を積み込むデモ…コラボした理由[動画]

スバル・レヴォーグ新型発表、機体積み下ろしデモ
スバル・レヴォーグ新型発表、機体積み下ろしデモ全 27 枚

スバルは15日、新型『レヴォーグ』の発表イベントを、成田空港の日本航空(JAL)ハンガー内で開催した。関連して、ハンガー内のボーイング787に新型レヴォーグを積み込むデモが行われた。

移動とモビリティという共通点がある自動車と航空機だが、航空機メーカーとして創立したスバルは、現在も787の中央翼の構造部品を作っている。また、JALとはレースカーの空輸でお世話になっている間柄だ。そういった縁で、新型レヴォーグの発表はJALとのコラボイベントとなった。

発表会の模様はライブでネット中継された。そして中継のあと、ハンガーでは、パレットに固定された新型レヴォーグをカーゴリフトで787胴体格納庫に載せるデモが行われた。通常は乗客の荷物パレットやコンテナが積まれるリフトだが、剥き出しの車体が固定され、作業員の点検と操作でリフトが持ち上げられる。荷室の高さに上がったところでパレットをスライドさせ積み込みとなる。

残念なのは、積み込みデモは荷室入り口までだったこと。使用した機体が実際に運行されている機体であり、ハンガーの中でも、客室や荷室は日本国内ではないとみなされるのだ。そのため荷物ならば、通関書類がなければ中に収めることができない。デモは荷室入り口までとなったが、本来は機体の中でパレットは90度回転し、前後移動して所定の位置に固定される。車両1台で通常のパレット2つ分のスペースを使う。実際には3つ分くらい余裕をみるそうだが、他の荷物やコンテナはしっかり固定されるので、車体は剥き出しで積んでも問題ない。ニュルブルクリンク24時間レースのときも、貨物便ではなくこのように旅客便の荷室で運ぶという。

なお、旅客機は乗客の配置や荷物の位置で機体のバランスをとる必要がある。車両を積み込むときも当然全体のバランスをとるので、車両のまわりが荷物だらけということはおそらくない。

《中尾真二》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
  5. 【BYD シーライオン7 新型試乗】全幅1925mmの堂々サイズも「心配無用」、快適性はまさに至れり尽くせり…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る