愛媛県南予地域で観光型MaaS 実証実験を実施へ

松山観光港
松山観光港全 8 枚

KDDIなどは10月15日、愛媛県南予地域 の公共交通の利便性向上、移動のシームレス化による観光客の満足度向上を図るため観光型MaaS(モビリティアズアサービス)の実証実験を10月29日から12月31日まで実施すると発表した。

【画像全8枚】

実証実験に参加するのはKDDIのほか、南予広域連携観光交流推進協議会、JR四国、全日本空輸(ANA)、伊予鉄バス、宇和島自動車、瀬戸内ブランドコーポレーション、愛媛県バス協会、石崎汽船の9者。

実証実験の実施に向けて「南予観光型MaaS実証実験協議会」を9者が設立し、南予地域の交通機関をおトクに利用できる「えひめ いやしの南予デジタルフリーパス」を販売し、アプリダウンロードや会員登録、クレジットカード登録が不要な観光型MaaSサービスを提供する。シームレスで簡単な観光を体験できる環境を整備する。「フリーパス」は15日から販売を開始した。

デジタルフリーパスは南予地域のJR、伊予鉄グループの路線バス、宇和島自動車の路線バスが乗り放題。駅やバス車内にあるNFCタグやQRコードにスマートフォンをかざすだけで乗り降りができる。クラウドを使うことにより、アプリのダウンロード・個人情報を入力する会員登録が不要で、登録済みの決済方法を使えば新たにクレジットカードの入力も不要。ANAが提供する公式アプリ上の「空港アクセスナビ」との連携し、デジタルフリーパスが購入、表示できる。

交通機関の乗車、降車、観光施設の入場ごとにポイントが貯まり、ポイントは観光施設の入場券と引き換えできる。

南予地域は、日本一細長い佐田岬半島、リアス式海岸の足摺宇和海国立公園など風光明媚な景観がある一方で、域内の交通機関はクレジットカードや交通系ICカードへの対応が統一されていないことや、経路検索ですべての交通機関が検索されないなど、移動に課題があった。

関係する自治体、交通機関、通信会社、広域連携団体が集まり、観光型MaaSを実現することで、周遊しやすい観光地づくりを行い、観光客の増加、域内消費額の向上による地域の活性化につなげる。

《レスポンス編集部》

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