ルノー初のSUVクーペ、『アルカナ』…3種類のハイブリッド搭載へ

フルハイブリッドとマイルドハイブリッドを設定

非プレミアムブランドのSUVクーペ

新しいマルチメディアシステム「マルチセンス」

ルノー・アルカナ
ルノー・アルカナ全 33 枚

ルノーグループは10月15日、フランスで開幕したデジタルイベント、「ルノー eWays」において、ルノー初のSUVクーペの『アルカナ』に、3種類のハイブリッドパワートレインを搭載すると発表した。

写真:ルノー・アルカナ

ルノー eWaysでは、10月15~23日の9日間にわたって、専門家、パートナー、一般ユーザーとともに、モビリティ、都市、テクノロジーの未来を探求し、EVに関する議論を行う。期間中、多くの記者会見や基調講演が予定されている。

ルノーグループは、このルノーeWaysにおいて、ルノー初のSUVクーペのアルカナに、3種類のハイブリッドパワートレインを搭載すると発表した。アルカナは2021年前半、欧州市場で発売される予定だ。

フルハイブリッドとマイルドハイブリッドを設定

アルカナのパワートレインには、ルノーグループが開発したハイブリッド技術、「E-TECH」を設定する。E-TECHは、ルノーのエンジニアリングによって開発され、多くの特許を取得しており、ルノー日産三菱アライアンスで、構造部品を共用する。

アルカナのE-TECHシステムは、新世代の1.6リットル直列4気筒ガソリンエンジンに2つの電気モーター、マルチモードギアボックス、蓄電容量1.2kWhの230Vリチウムイオンバッテリーを組み合わせる。1.6リットル直列4気筒ガソリンエンジンとモーターを合わせたシステム全体で、最大出力140psを発生する。

E-TECHのハイブリッドパワートレインでは、市街地走行の最大80%をEVモードで走行することが可能だ。市街地走行ではエンジン搭載車に比べて、燃費を最大40%向上させるという。ドライバーはマルチセンスの設定を切り替えて、走行モードを選択できる。日常走行向けの「マイセンス」、低燃費志向の「エコ」、エンジンのパワーを重視した「スポーツ」の3種類が用意される。

アルカナには、フルハイブリッドとともに、効率的な1.3リットル直列4気筒ガソリンターボ「TCe」エンジンを核としたマイルドハイブリッドも設定される。 最大出力は140hpと160hpの2種類が用意され、トランスミッションはデュアルクラッチの「EDC」となる。

このエンジンには、12Vリチウムイオンバッテリーとオルタネータースターターシステムを備えたマイルドハイブリッドを組み合わせる。マイルドハイブリッドテクノロジーは、減速中のエネルギーを電気に変えて回収し、バッテリーに蓄電する。そして、加速などの際に、バッテリーの電力がエンジンのパワーをアシストする。 ルノーは、燃費とCO2排出量を削減し、エンジンの再始動をスムーズにし、運転の快適性を高めている。

非プレミアムブランドのSUVクーペ

アルカナは、ルノー初のSUVクーペだ。SUVクーペは、メルセデスベンツ、BMW、アウディなど、プレミアムブランドが主流だ。ルノーはこれらのプレミアムブランドよりも車両価格を抑えながら、SUVクーペ市場に参入する。車名のアルカナとは、秘密を意味する「ARCANUM」に由来する。アルカナは、Cセグメントに属する新型クロスオーバー車となる。

アルカナの外観デザインは、緩やかに傾斜したルーフライン、高い位置に配されたウエストライン、幅広くボリューム感のあるバンパーが特長だ。CシェイプのLEDヘッドライトは、ルノーデザインのDNAを表現するものとした。

186mmの最低地上高、ワイドなホイールアーチ、17インチのタイヤ&ホイールを採用した。SUVクーペのデザインは、ボディサイドのクロームやパノラマガラスルーフによって強調されている。ボディサイズは、全長4568mm、全幅1821mm、全高1571mm、ホイールベース2720mmとした。

新しいマルチメディアシステム「マルチセンス」

インテリアは、触れて心地よい素材や、新しいマルチメディアシステムの「マルチセンス」などを採用する。スペース、品質、モダンさ、快適さを追求している。

センターコンソールには、Apple 「CarPlay」、グーグル「Android Auto」に対応したルノー「イージーリンク」マルチメディアシステム用の9.3インチの縦長デザインのタッチスクリーンを装備した。ドライバーは実用的で使いやすいアプリケーションにより、多くのコンポーネントをカスタマイズできる。

マルチセンス技術により、8種類の照明色が切り替えられる。ドライバー正面には、最大10インチのインフォメーションディスプレイが装備できる。荷室容量は、シートが通常の状態で508リットルとし、後席を折り畳めば、最大で1333リットルに拡大する。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 『セリカ』が復活、トヨタGRに大きな動きが!…7月のスクープ記事ベスト5
  2. トヨタ『カローラスポーツ』、日本にない2.0リットルエンジン搭載…米国2027年型
  3. フィアット『トポリーノ』に「Vilebrequin」、地中海沿岸のライフスタイルを表現
  4. トヨタ『ヤリス クロス』、「GR SPORT」を一部改良…10.5インチHDディスプレイを標準装備
  5. トヨタ『セリカ』ついに復活へ、GRスポーツ戦略は3本柱に?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 3000アンペアの急速充電に世界初成功、電動トラックの未来を切り開く…MAN
  2. 中国サプライヤーが日本市場へ本格攻勢、“長期戦略”と“チャイナスピード”両立する「DESAY SV」次の一手とは
  3. 機械式駐車場の最適化コンサル、マンション管理組合向けに新サービス開始…さくら事務所
  4. 大和ハウスベンチャーズ、自動運転幹線輸送のT2に出資…レベル4実現へ
  5. 【バッテリー リスキリング講座】車載用全固体電池の開発状況と今後の展望
ランキングをもっと見る